カジヒデキ＆野宮真貴「こじらせナイト」で“渋谷系池袋ソング”披露

フジテレビ系のバラエティ番組「久保みねヒャダこじらせナイト」の企画「すき間ソング『渋谷系池袋ソング』」で制作された楽曲「池袋へ行くつもりじゃなかった ～We love I.B.R？～」に、カジヒデキと野宮真貴が参加していることが明らかになった。

「久保みねヒャダこじらせナイト」はマンガ家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインこと前山田健一の3人によるトークバラエティ。「すき間ソング」は番組オリジナル曲の制作企画で、今年夏に行われたイベント「久保みねヒャダこじらせライブ2015夏」の「即興すき間ソングを作ろう」コーナーではMCの3人が観客の意見を取り入れつつ、「渋谷系ミュージック」「池袋」という2つのテーマを組み合わせた“渋谷系池袋ソング”を書き上げた。

この“渋谷系池袋ソング”「池袋へ行くつもりじゃなかった ～We love I.B.R？～」のボーカルレコーディングがヒャダイン立ち会いのもとで行われ、楽曲が完成。12月6日には楽曲の全貌と参加アーティストの正体を番組視聴者に初披露するイベントが東京・フジテレビ本社にて行われ、この中でカジと野宮の参加が発表された。

イベント冒頭では夏に制作された歌詞を、抽選で招待された600人の視聴者とMCの3人が改めて振り返る。池袋の地名がふんだんに盛り込まれた歌詞に、能町は「何もケチのつけようがない！」と満足そうな表情を浮かべた。そして早くもミュージックビデオの初披露へ。レコーディングに携わったヒャダインが「誰が歌ってるのかは僕しか知らないんですよね」と話すと、久保は「誰なんだろう……『久保みねヒャダ』にそんなに交渉術あるのかな、って（笑）」と、参加アーティストの知名度に不安げな表情を浮かべた。

ここでモニターに流れ始めたMVに登場したのはカジヒデキ。久保と能町、そして観客が驚きの声を上げるが、さらにもう1人女性の姿が映り込んでいる。久保が「もしかして……」と狼狽する中、Bメロで顔を見せた女性の正体は野宮真貴。会場はさらなる大歓声に包まれ、久保は「現存する渋谷系の2大巨頭ですよ！ 交渉術を侮っててすみませんでした！（笑）」と、能町とともに大喜びした。

その後はカジと野宮からのVTRコメントがモニターで上映されるが、これに続いてサプライズゲストとしてスタジオにも2人が登場。能町は「VTRコメントがあったら普通ご本人は来ないじゃないですか！ この番組、けっこういろいろやれるんですね（笑）」と予想外の展開に驚き、野宮から「息子に自慢したいです。『モテキ』やももクロのファンなので」と言われた久保は「時代が追いついてきた！（笑）」と感激の表情を見せていた。

イベント後半ではレコーディング時の映像を見ながら5人がトーク。さらにカジと野宮が渋谷系全盛期の思い出やそれぞれの音楽の変遷を語り、貴重なエピソードの数々に久保と能町、ヒャダインは興味深く聴き入っていた。このイベントの模様、およびミュージックビデオの全貌は12月19日（土）および1月16日（土）の「久保みねヒャダこじらせナイト」にて放送される。

フジテレビ系「久保みねヒャダこじらせナイト」

2015年12月19日（土）25:35～25:55
2016年1月16日（土）25:35～25:55
※地域によって放送日時が異なる場合あり