フォーリミ＆COUNTRY YARD、幕張に若手の“風”吹き込む

PIZZA OF DEATH RECORDS主催イベント「SATANIC CARNIVAL'14」が本日6月7日に千葉・幕張メッセ 国際展示場9-11ホールにて開催。この記事では、EVIL STAGEで行われた04 Limited SazabysとCOUNTRY YARDのライブの模様をレポートする。

04 Limited Sazabys

EVIL STAGEの先陣を切ったのは04 Limited Sazabys。メンバーは飛び跳ねながらステージに駆け込むと、GEN（B, Vo）の伸びやかなハイトーンボイスを口火に、パンキッシュでポップなサウンドを響かせる。終始ハイテンションのGENは、MCで「ヤバっ！ 人生の最高視聴率なう！ 今見てる景色もヤバくて。バックステージもヤバくて」と憧れの先輩たちとの競演を喜びつつ「俺ら若手代表、そうそうたる先輩たちと戦って勝ちに行きたいと思います」と宣戦布告してみせる。バンドはその後も勢いのあるナンバーでフレッシュな風を吹き込み、「SATANIC CARNIVAL'14」トップバッターの大役を勤め上げた。

COUNTRY YARD

「さあ始めますか、幕張」という挨拶とともに始まったのはCOUNTRY YARDのステージ。メロディアスでスケール感のあるサウンドに誘われるようにフロアに集まった観客たちは、4人が奏でる心地よいアンサンブルに思い思いの形で身を委ねる。Keisaku "Sit" Matsu-ura（Vo, B）は「ここにいる4人対君たちじゃなくて、みんなでライブやろう。心から音楽を楽しんでみんな元気もらって帰ってください」と語り、フロアとステージの一体感を高めていく。Hayato KeisakuとMochizuki（Vo, G）が織り成すツインボーカルは、幕張メッセの広い会場に開放的な空気を作り出していた。