この日が千秋楽と感じさせない雰囲気で進行した「最終ベルが鳴る」公演だったが、最後の1曲「支え」を歌唱する前にメンバー1人ひとりがファンに向けて感謝の言葉を語り始めると、こらえきれずに涙するメンバーが続出。そこで倉持明日香が「この大島チームKの千秋楽は、この人なしでは終われません!」と突然話すと、観客がどよめく中、大島が「みんなーっ! 元気ーっ?」と満面の笑顔でステージに登場した。
大島はメンバー1人ひとりのコメントをステージ裏で聞いており、「『このチームでよかった』という言葉を聞けて、大島チームKのキャプテンでよかったと本当に思いました」と感想を吐露。そして「みんなに約束してほしいのは、新しいチームを好きになって、メンバーを好きになって、さらにもっとAKB48を好きになって、愛して、そして活動していってほしいということです。そうすればもっとみんなも輝くし、AKB48ももっと輝くし、どんどんどんどん盛り上がると思うんです。なので、輝くことを約束してください」と、メンバーにエールを送った。
また、この日がAKB48として最後の劇場公演となる近野は「明日からは『JKT48の近野莉菜』として活動していきますが、本当にAKB48にいた時間が濃くて、約7年いさせていただき歌もダンスもできるようになって、年齢も20歳という大人になって、皆さんに支えてもらって活動することができました」と、ファンに感謝の気持ちを伝える。続けて「JKT48に行ってから目標があります。今年から始まったJKT48の総選挙に来年から参加できるので、JKT48では選抜を狙って、先に行ってるはるごん(仲川遥香)という素敵なお手本がいるので、インドネシア語を教えてもらって歌もダンスも、みんなに溶け込めるようになって、選抜の上位を狙いたいと思います」と、力強く宣言した。
その後は近野の希望で、自身が大好きな曲だという「草原の奇跡」を全員で歌い、「最終ベルが鳴る」千秋楽公演は幕を下ろした。
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