ホルモン節炸裂！CDショップ大賞は「予襲復讐」

全日本CDショップ店員組合が選出する「第6回CDショップ大賞」の授賞式が、本日3月6日に東京・Zepp Tokyoにて開催。大賞をマキシマム ザ ホルモンの「予襲復讐」が、最優秀新人賞をKANA-BOONの「僕がCDを出したら」「DOPPEL」が受賞した。

過去1年間に日本国内でリリースされたオリジナルアルバムの中から、CDショップ店員が「この作品を心から売りたい」「お客様に絶対聴いてもらいたい」と感じる作品に投票する「CDショップ大賞」。過去の大賞には相対性理論「シフォン主義」、THE BAWDIES「THIS IS MY STORY」、andymori「ファンファーレと熱狂」、ももいろクローバーZ「バトル アンド ロマンス」、MAN WITH A MISSION「MASH UP THE WORLD」が選ばれている。

最優秀新人賞に選ばれたのはKANA-BOONの「僕がCDを出したら」と「DOPPEL」。KANA-BOONはニューブラッド賞と合わせCDショップ大賞初の4冠達成となった。壇上にはメンバーに代わりKi/oon Musicのスタッフが登場。2013年がバンドにとって怒涛の1年だったことを振り返り「今回の結果をメンバーも非常に喜んでいた」と伝えた。

大賞を受賞したマキシマム ザ ホルモンは、受賞がアナウンスされるとメンバー全員で壇上へ。受賞の感想を求められたダイスケはんは「おめかししてきてよかったです。めっちゃうれしいです」と泣き真似をしながらコメントし会場の笑いを誘った。ナヲは「今回はCDショップの店員さんのおかげで受賞できました。裏ジャケを見せて買うというミッションがあったりだとか、店員さんの協力がなければ今回なかった賞だと思います。これからも皆さんを巻き込んでムーブメントを起こしていければと思っていますので、ぜひともよろしくお願いします！」と改めて全国のショップ店員に感謝の意を表した。

その後行われた囲み取材でもホルモン節が炸裂。大賞の盾をどこに飾るか？という質問に対してダイスケはんは「電波の受信しやすい窓際です」と回答するなど、終始笑いの絶えないやり取りが続いた。バンドの今後の抱負を尋ねられるとナヲは「なんか大きなこと言ったほうがいいですか？」と返し、「やっぱりそろそろバイトを辞めたいかなあ」と冗談を交えてコメントし、笑顔のまま4人はステージを後にした。

なお本日の夜には授賞式が行われたZepp Tokyoにて「CDショップ大賞SPECIAL LIVE」が開催される。ライブには過去の大賞受賞者であるTHE BAWDIES、MAN WITH A MISSIONと、地方賞を受賞したCharisma.comとニューブラッド賞のキュウソネコカミが出演する。

第6回CDショップ大賞 選考結果

大賞

マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」

最優秀新人賞

KANA-BOON「僕がCDを出したら」
KANA-BOON「DOPPEL」

部門賞・洋楽賞

ポール・マッカートニー「NEW」

部門賞・マエストロ賞

松任谷由実「POP CLASSICO」

部門賞・ニューブラッド賞

KANA-BOON「僕がCDを出したら」
KANA-BOON「DOPPEL」
キュウソネコカミ「ウィーアーインディーズバンド!!」

部門賞・ライブパフォーマンス賞

Hi-STANDARD「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」

部門賞・クラシック賞

海上自衛隊東京音楽隊　/　三宅由佳莉「祈り～未来への歌声」

部門賞・ジャズ賞

fox capture plan「BRIDGE」

部門賞・演歌賞

福田こうへい「響～南部蝉しぐれ～」

部門賞・全日本CDショップ店員組合 2014特別賞

大友良英「連続テレビ小説『あまちゃん』オリジナル・サウンドトラック」など

北海道ブロック賞

Drop's「DAWN SIGNALS」

東北ブロック賞

ひとりぼっち秀吉BAND「道しるべ」

関東ブロック賞

Charisma.com「アイ アイ シンドローム」

甲信越ブロック賞

noid「so are millions of us」

東海ブロック賞

THREE LIGHTS DOWN KINGS「LiVERTY」

関西ブロック賞

THE ORAL CIGARETTES「オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証」

中国四国ブロック賞

四星球「COMICBAND～アホの最先端～」

九州ブロック賞

CHEESE CAKE「C」

沖縄ブロック賞

きいやま商店「ダックァーセ！」

※記事初出時、「CDショップ大賞SPECIAL LIVE」にマキシマム ザ ホルモンが出演すると記載しておりましたが、マキシマム ザ ホルモンの出演はありません。訂正してお詫びいたします。