ラッパーの松島諒が差別に反対する意志を示した楽曲「この国を愛して何が悪い」のミュージックビデオをYouTubeで公開した。
これは松島がXで公開してきたラップを加筆修正して1曲にまとめたもの。松島は「ヒップホップが嫌いになりそうな今日この頃 エローンさんの画像からラップが聞こえてよ 私も黙ってるべきではないと思ったんで これが今流行りのビーフかって思った てへ」「甘くはないプロテスト 受け取った挑戦状 ペンの力を今一度 信じてみようとしてるよ BOSSさんも居る ダースさんも居る Skippaも居る REINOも居る 理人も居る 私も居たいと思っている」と同じく差別に反対して声を上げるアーティストたちの名前を挙げて連帯を示しながら、蔓延する排外主義的な主張を具体的な言葉で否定していく。
外国人の増加を不安に思う気持ちに理解を示しつつ、松島は「でも悪くなってない実際は治安 なんでそんなこともみんなは知らん 悪い奴 マナー知らず 嫌な奴 います それは見た目や国籍に関わらず」「てか日本人の方が多い犯罪者数 率で言っても案外変わらず 外国人犯罪はリツイートされやすくて 起こりやすいだけネットでバズ」「生活保護 奨学金 保険料 税金 あれファクトチェックされたすよ全部 しろ お手元のスマホでyou should use google 知ろう 存在しない外国人優遇」とラップ。対立や分断を乗り越えようと訴え、最後は「合法的に土地を購入して侵略できるなら おかしいのは日本の法律だよ北海道 札幌市清田区から愛を込めて 松島諒 2025 投票行こうね」という呼びかけで締めくくっている。
参議院選挙の投票日は明日7月20日だ。
モーリー・ロバートソン @gjmorley
ラッパー松島諒が排外主義的な主張や差別に反対する楽曲公開、エローンやSkippaらへの連帯示す https://t.co/06znClEm8Q