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阪本一樹と須賀健太が小田学のPFFスカラシップ作「サイモン&タダタカシ」でW主演

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「サイモン&タダタカシ」

「サイモン&タダタカシ」

第24回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップ作品「サイモン&タダタカシ」にて、阪本一樹と須賀健太がダブル主演を務めていることがわかった。

本作は「ネオ桃太郎」で「PFFアワード2014」のジェムストーン賞を受賞した小田学の長編監督デビュー作。工業高校に通う男子2人の旅が描かれる。

第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した阪本が演じるのは、同級生のタダタカシに淡い思いを抱く内気で繊細なサイモン。サイモンの気持ちに気付かず、男ばかりの高校生活に終止符を打つために“運命の女”を探そうとするタカシを須賀が演じる。

本作で映画デビューを飾った阪本は「出演が決まった時は凄くびっくりしました。なおかつ主演ということを知らされ、演技指導は1、2回しか受けたことがなかったのでとても不安でしたが、やるからにはがむしゃらに自分を見せれればいいなと思いました」とコメント。一方、須賀は「撮影を通して阪本くんの持つ空気感がどんどん変わっていくのを1番近くで感じてそれが楽しく、撮影が終わる頃には“謎の親心”が生まれていました(笑)」と述べている。

「サイモン&タダタカシ」は9月16日より開催される第39回PFFのクロージング作品としてお披露目上映。2018年春に、東京のシネ・リーブル池袋ほかで公開される予定だ。

阪本一樹 コメント

映画の出演が決まった時は凄くびっくりしました。
なおかつ主演ということを知らされ、演技指導は1、2回しか受けたことがなかったのでとても不安でしたが、やるからにはがむしゃらに自分を見せれればいいなと思いました。
物語の始めは男子高校生のくだらないことで盛り上がったり、仲のいい2人が描かれているのですが、話が進むにつれて自分が思っていたことと全く違う結末に進んでいって凄く面白い脚本だと思いました。普段感情を出さないサイモンが、物語の終盤で感情が溢れでるところがあります。そこをぜひ見てほしいです。

須賀健太 コメント

「この映画はどんな映画になるんだ?」というのが初めて脚本を読んだ時の素直な感想でした。だからこそ、小田監督がどう具現化していくのかとても興味深く思いワクワクしたのを覚えています。サイモン役が阪本くんだと知り、いつの間にか事務所に後輩ができていた事に驚いたのですが……(笑)。
撮影を通して阪本くんの持つ空気感がどんどん変わっていくのを1番近くで感じてそれが楽しく、撮影が終わる頃には"謎の親心"が生まれていました(笑)。

小田学 コメント

サイモン役の阪本一樹について

阪本くんは、お芝居自体初めての上に、男の友達を好きになる役を演じるのはかなり難しかったと思います。
たぶん男のことを好きになったことはないでしょうし……。
本人も悩んでいたようで、2人で蚊に刺されながら、公園で辛抱強く稽古を続けたのを覚えています。
結果撮影初日には何かが吹っ切れたように楽しそうに演じていて、しっかりと阪本くんのサイモンを見つけることができたんだと思いました。これからの俳優人生でも彼の粘り強さで、いろんな壁を乗り越えてほしいです。お互いに初監督、初出演だったので、そのうち共に成長してまた一緒に仕事が出来たらいいなと、今から思っています。

タダタカシ役の須賀健太について

須賀さんは、やはりキャリアを積み重ねてきてるんだな、と感動しました。
とにかく理解が早く、引き出しも沢山あり、僕の指示にすぐに対応してもらえ、思っていた以上のお芝居をしてもらえました。撮影現場では明るい雰囲気を作ってくれて、とても勉強させてもらいました。まっすぐで明るいタダタカシにぴったりの、超タダタカシでした。
この映画を作るにあたって、物語よりも、「サイモン」と「タダタカシ」を見て、“なんかいいコンビだなー”って思ってもらえれば成功なんだ、と思えた事が阪本くん、須賀くんで良かったと思えた一番の事でした。

第39回PFF

2017年9月16日(土)~29日(金)東京都 東京国立近代美術館フィルムセンター
※月曜休館

(c)『サイモン&タダタカシ』製作委員会 (c)PFFパートナーズ

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