深田晃司×二階堂ふみのタッグで短編映像「転校生が来た」製作、1日限定で上映イベント

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国連の難民支援機関であるUNHCR駐日事務所と、劇作家・演出家の平田オリザが学長を務める芸術文化観光専門職大学が、共同で演劇ワークショップ「Play, Empathy」を開発。その教材を構成する映像作品として、深田晃司が監督・編集を担い、二階堂ふみが出演した短編「転校生が来た」が製作された。両者がタッグを組むのは、2014年公開の映画「ほとりの朔子」以来となる。

「転校生が来た」ビジュアル

「転校生が来た」ビジュアル

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「転校生が来た」は、ある高校のクラスに難民として転校してきたアミラ・ザーナを軸とする物語。授業で「世界の高校生」をテーマに課題に取り組む生徒たちは、難民に対する感じ方や自分と他者の関係を問い直し始める。一方、クラスメイトの小百合は親の都合で転校するかもしれず、課題に最後まで関われないかもしれないと告白。劇中では、アミラの転校を機に“いつもと少し違う1日”を過ごす高校生の姿や、まだ何者でもない彼らによるディスカッションがつづられていく。

「転校生が来た」の監督・編集を担う深田晃司

「転校生が来た」の監督・編集を担う深田晃司 [拡大]

「Play, Empathy」の目的は、自分とは違う“誰か”を演じ、対話を通じて他者と向き合う力を育むこと。「転校生が来た」の企画・脚本・プロデュースは平田が担い、二階堂のほか堅田和夏、船生真菜美、渡辺帆南、岡田遥、楡井華菜、髙木創太、山中聖瑛、渡邉英莉香、松田穂香、加藤舞子がキャストに名を連ねた。

「転校生が来た」に出演した二階堂ふみ

「転校生が来た」に出演した二階堂ふみ [拡大]

なお11月30日に東京・国際連合大学にて1日限定の上映イベントが開催されることも明らかに。平田、深田、UNHCRの西村愛子による報告会や、深田が支援コーディネーターの武石晶子、RHEP難民教育推進協会の天沼耕平と行うトークセッションも観覧できる。募集期間、応募方法は公式サイトを確認してほしい。

短編映像「転校生が来た」上映イベント

2025年11月30日(日)15:00~17:00 東京都 国際連合大学 1階アネックススペース

イベント内容

・「転校生が来た」報告
登壇者:平田オリザ(芸術文化観光専門職大学院) / 深田晃司 / 西村愛子(UNHCR)
※平田はオンライン参加

・「転校生が来た」上映

・トークセッション「他者と生きる」
登壇者:武石晶子(支援コーディネーター) / 天沼耕平(RHEP難民教育推進協会) / 深田晃司

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©︎UNHCR

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平田オリザ @ORIZA_ERST_CF

撮影は豊岡総合高校で行いました。
東京の皆さん、来てください。 https://t.co/mQabIK66Ly

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