アイルランド発の超常サスペンスホラー「
本作の物語はダニーという女性の惨殺事件から始まる。容疑者は現場の屋敷に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、屋敷を訪れたのは盲目の霊媒師ダーシー。ダニーの妹である彼女は、木製のマネキンを通じて姉の死の真相に迫ろうとする。監督を務めたのは、本作が長編2作目となる
作家の川奈まり子は「ゴシック調の映像美と謎解きミステリーのロジックや現代性を1ミリの破綻も無く融合させた完璧なサスペンスホラーでした」とコメント。呪物蒐集家の
公開された冒頭映像は静かな田舎の風景から幕開け。屋敷と部屋の改装を進める女性の様子、覆面をつけた男性の姿などが映し出されていく。
「視える」は11月7日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。
映画「視える」冒頭映像
川奈まり子(作家)コメント
ひとことで言ってパーフェクト!
ゴシック調の映像美と謎解きミステリーのロジックや現代性を1ミリの破綻も無く融合させた完璧なサスペンスホラーでした
好事家ジェネ(YouTuber)コメント
嗚呼、痛快だ!
欲に穢された屋敷で静かにはじまる、美しき血の断罪。
例え天が見逃そうとも、日陰に生き闇を見つめる者にそれは「視える」。
いつだって正しく優しいのは、人形と死者という、もの言わぬひとなのである。
田中俊行(呪物蒐集家)コメント
闇の中で誰かの息遣いを感じるとき、私たちは何を“視て”いるのか。この映画は、静かな悪意と美しい映像で感覚を狂わせてくる。
観終えてもしばらく現実に戻れない。
盲目霊媒師の呪物、全部欲しい。たぶん呪われてもいい。
はやせやすひろ(都市ボーイズ)コメント
呪われた品を取り扱う骨董店が物語の軸となる時点でもう最高! 呪物コレクターの僕は「これも欲しい。あれも欲しい」とショッピングの様に映画を鑑賞しました。中でも気に入ったのは呪いの木製マネキン。うちに来たらどこに置こうかな? などと呑気に観ていると、自宅で保管している呪物たちが一気に恐ろしく感じてしまう程の衝撃の結末。呪物コレクターさえも恐怖する映画「視える」かなりオススメです! 観ないと呪われるかも…。
山崎圭司(映画ライター)コメント
現実にないものが「視える」ことは、常人の理解が届かぬ不可解の暗闇を一条の光で照らす。しかし同時に、決して共有できないその光の眩さゆえに、さらに濃い疑念の影を生む。だが、「視える」ことを羨ましがる必要はない。この映画があえて描き飛ばす重要な空白を想像で補う。そのとき、心の眼には存在しないはずの背筋も凍る光景が確かに「視える」からだ。強制的に「視える」を起動させる本作は、実に恐るべき心霊スリラーである。
グウィリム・リーの映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
アイルランド発ホラー「視える」に川奈まり子や田中俊行らコメント、冒頭映像も解禁
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