ロカルノ映画祭出品作、二ノ宮隆太郎「枝葉のこと」が国内初上映

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第70回ロカルノ国際映画祭の新進監督コンペティション部門に出品された「枝葉のこと」が、9月20日に国内初上映。特報がYouTubeにて公開されている。

「枝葉のこと」

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二ノ宮隆太郎

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本作は、前作「魅力の人間」でPFFアワード2012準グランプリを獲得した二ノ宮隆太郎の監督作。二ノ宮自身が本人役で出演し、実体験をもとに自動車整備工場で働く無気力な男の姿を描く。ロカルノ国際映画祭で芸術監督を務めたカルロ・シャトリアンは「二ノ宮隆太郎は、この映画の監督であり出演者でもある。彼が自分の役を解釈、表現するやり方、そして映画そのものの質の高さに、我々選考委員は全員衝撃を受けた」とコメントを寄せた。

「枝葉のこと」

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特報にはタバコを吸いながら街を歩き回る二ノ宮の姿が切り取られたほか、「6歳の時、母親が死んだ」「13歳の時、新しい母親ができた」「20歳の時、幼馴染の母親が病気になった」「おばちゃんが病気になってたこと」「全然忘れてた」とテロップで彼の背景が語られる。キャストには矢島康美、松本大樹、広瀬祐樹、三好悠生、木村知貴らが名を連ねた。

「枝葉のこと」は、9月16日から開催される第39回ぴあフィルムフェスティバルで特別上映。なお本作は今後、バンクーバー国際映画祭、釜山国際映画祭での招待上映も決まっている。

枝葉のこと

9月20日(水)18:30~ 東京都 東京国立近代美術館フィルムセンター
料金:前売り券 1000円 / 当日券 1500円

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