言葉が空から降ってくる、しびれる上演に…澄井葵・羽鳥嘉郎演出「とりで」本日開幕

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第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」が、本日12月19日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで開幕する。

第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」澄井葵演出版のリハーサルより。©︎HATORI Naoshi

第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」澄井葵演出版のリハーサルより。©︎HATORI Naoshi

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愛知県芸術劇場が主催するAAF戯曲賞は、劇作家の発掘・育成、愛知からの文化創造・発信を目的に、2000年に創設された戯曲賞。第22回AAF戯曲賞では、新聞家の村社祐太朗による「とりで」が大賞に輝いた。「とりで」は、川と川に挟まれた“陸の孤島”と呼ばれている住宅地を舞台に、とある家族のやり取りを描いた会話劇。3月にワークインプログレス試演会が行われ、今回が本公演となる。

第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」羽鳥嘉郎演出版のリハーサルより。©︎HATORI Naoshi

第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」羽鳥嘉郎演出版のリハーサルより。©︎HATORI Naoshi [高画質で見る]

澄井葵演出版には、江上定子、中澤陽、二瓶翔輔、山口未知、羽鳥嘉郎演出版には、石田みや、古賀菜々絵、斎田実優、池田大知が出演。また、建築家の中山英之が舞台美術デザインを担当する。開幕に際して、澄井は「村社さんAAF戯曲賞おめでとうございます。受賞記念公演ということで、戯曲の言葉が空から降ってくるような祝福の作品になりました。さらに素敵な照明装置が作品の体感を不思議なものにしており、降ってくるどころか、空ごと落ちてくるような気持ちになります。ぜひ楽しみに劇場へお越しください」と観客に呼びかけ、羽鳥は「繰り返し観ていただきたい、しびれる上演になりました。ぜひ駆けつけてください。あるいは再演が検討されますように!」とコメントした。

公演は12月21日まで。

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第22回AAF戯曲賞受賞記念公演「とりで」

開催日程・会場

2025年12月19日(金)~21日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

スタッフ

作:村社祐太朗
演出:澄井葵 / 羽鳥嘉郎

出演

澄井葵演出版

江上定子 / 中澤陽 / 二瓶翔輔 / 山口未知(劇団B級遊撃隊)

羽鳥嘉郎演出版

石田みや / 古賀菜々絵 / 斎田実優(アメージングプロモーション) / 池田大知

公演・舞台情報

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