「
2011年に始まった「MPAD」は三重県内の飲食店・寺院を会場に、料理と俳優の身体を通じて名作・古典のリーディング公演を楽しめる企画。初日となった昨日は、三重県四日市市出身の俳優で「MPAD」初登場となる
開幕に際し、「MPAD2025」プログラムディレクターの志賀亮史は「MPADも今回で15年目。今年はMPAD初登場の高川裕也さんによる上演からスタートしました。美味しそうに料理を食べ、リーディングを集中して聞いてる観客のみなさまの姿をみると、今年も始まったんだなと実感いたします。今年は初参加のアーティストが2組いるなど、新たなラインナップにも挑戦しております。また三重県南部地域の尾鷲市九鬼町では、海からすぐ近くの会場で開催、新たな三重の魅力とともにお送りします。さらに、数年間お休みしていた、上演をまとめて劇場で観られる『まとめ見』をリニューアルして、『ダイジェスト見』として開催します。参加アーティストが一堂に会して、今年のMPADを振り返るなど、15年目を迎え、今年も盛り上がること間違いなし。みなさまのご来場お待ちしております」とコメント。
高川は「今回、抜擢頂きまして、初めてMPADに参加させて頂きます。しかも、四日市の公演はトップバッターで、また、“食”とのコラボという、こちらも自分にとって初めての試みで、兎に角緊張しております。作品はご縁もあって村上龍氏の作品を読ませて頂けるという幸運。先日ご本人にご挨拶しましたら笑顔で『大丈夫ですよ~』とエールを送ってくれました。自分が小さかった頃にはなかなかこうした文化的な催しに触れる機会は少なかったですが、今やMPADは三重の秋の風物詩だそうで本当に嬉しい限りです。今後も益々の発展を願っております。さて緊張は置いといて、僕は兎に角、消化に良いパフォーマンスを目指したいと思います。お楽しみを!」と語った。
「MPAD2025」はこのあと、本日13日にうなぎ料理 はし家にて
MPAD2025
開催日程・会場
2025年11月12日(水)〜22日(土) ※公演終了
三重県 各所
スタッフ
村上龍「55歳からのハローライフ『結婚相談所』」
星新一「午後の恐竜」
作:星新一
演出:
太宰治「駈込み訴え」
作:太宰治
演出:
梨木香歩「家守綺譚」より7編
作:梨木香歩
演出:
太安万侶編「耳で楽しむ古事記 ~その5 天孫降臨」
編纂:太安万侶
現代語訳:橘雪子
山田風太郎「さようなら」
作:山田風太郎
演出:石井幸一
出演
村上龍「55歳からのハローライフ『結婚相談所』」
高川裕也
星新一「午後の恐竜」
西本浩明
太宰治「駈込み訴え」
林英世
梨木香歩「家守綺譚」より7編
太安万侶編「耳で楽しむ古事記 ~その5 天孫降臨」
山田風太郎「さようなら」
中谷あざみ / 櫻内華恵 / 鈴木正孝 / 爲近敦夫
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