「チェーホフを待ちながら」開幕、土田英生「あたたかい反応をいただくことができて安堵」

まつもと市民芸術館プロデュース「チェーホフを待ちながら」が昨日11月6日に長野・まつもと市民芸術館 小ホールにて開幕した。

本作は、アントン・チェーホフによる初期のボードビル作品群「熊」「煙草の害について」「結婚申込」「余儀なく悲劇役者」を、MONOの土田英生がオムニバス形式で潤色したもの。2003年と2009年にMONO特別企画として上演された作品が、今回はまつもと市民芸術館のプロデュースで立ち上げられる。

開幕に際し土田は「今回の作品はベケットのゴドー待ちをベースにチェーホフの短編を散りばめた作品です。少し変わった舞台ですので、楽しんでいただけるか不安もありました。しかし、とてもあたたかい反応をいただくことができて安堵しています。稽古が始まってすぐ怪我による出演者降板などもあったのですが、チームワークで乗り切ることができました。KAATでも公演があります。多くの皆様にご覧いただきたいと願っております！」とコメントした。

出演者には山内圭哉、千葉雅子、金替康博、新谷真弓、武居卓、土田が名を連ねている。上演時間は約1時間30分で、長野公演は11月9日まで。本公演はその後、12日から16日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで行われる。

まつもと市民芸術館プロデュース「チェーホフを待ちながら」

開催日程・会場

2025年11月6日（木）〜9日（日）
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール

2025年11月12日（水）〜16日（日）
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

スタッフ

原作：アントン・チェーホフ
脚本・演出：土田英生

出演

山内圭哉 / 千葉雅子 / 金替康博 / 新谷真弓 / 武居卓 / 土田英生

※みのすけは、稽古前の負傷により降板し、代わりに土田英生が出演します。

※長野公演はU-25チケット・障がい者割引、神奈川公演はU-24チケットあり。