中屋敷法仁演出「血は立ったまま眠っている」赤坂の特設テントで上演、主演は押田岳

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赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」が、10月5日から16日まで東京・赤坂サカス広場 特設紫テントで上演される。

「血は立ったまま眠っている」ロゴ

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「赤坂芸術祭」は、“テント芝居”を通して新たな文化発信、文化交流を図ることを目的に、昨年「赤坂舞台芸術祭」としてスタートしたイベント。今回の「赤坂芸術祭2025」は、10月5日から26日にかけて赤坂サカス広場 特設紫テントほかで開催される。

押田岳

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「赤坂芸術祭2025」のメイン公演となる「血は立ったまま眠っている」では、寺山修司の処女戯曲を中屋敷法仁が演出。良役の押田岳が主演を務め、灰男役を武子直輝、夏美役を川崎愛香里が演じる。

中屋敷法仁

中屋敷法仁[拡大]

上演に際し、中屋敷は「少年時代の私の鞄には、寺山修司の詩集があった。それは『忍ばせる』という言葉がしっくりとくるし、それを楽しむ行為には『盗み読む』という表現がふさわしい。寺山修司の言葉を自らの手に持つこと自体が、危うい行為であると悟っていたのだろう。『言葉は凶器になることも出来る』とは、まさしく寺山修司の言葉である。彼にとって言葉とは、ときに鋭利な刃物となって他者を深く傷つけ、また真実をえぐり出す力を宿していた。そして凶器と利器は異なる。凶器が凶器である以上、その先には暴力が待ち構えている。『血は立ったまま眠っている』は、23歳の寺山修司が残した言葉たち。読み返せば読み返すほどに、生々しい言葉たちから凶器としての覚悟が感じられる。それらが俳優たちの肉体を通して、紫テントという未知なる空間で解き放たれることを心待ちにしている。言葉は果たして、この時代を切り裂くジャックナイフとなり得るのか。俳優たちと共に巡る冒険。是非ともその瞬間に立ち会っていただきたい」とコメントした。

チケットの一般販売は9月20日10:00にスタート。

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「赤坂芸術祭2025」

2025年10月5日(日)~26日(日)
東京都 赤坂サカス広場 特設紫テント ほか

赤坂芸術祭2025「血は立ったまま眠っている」

2025年10月5日(日)〜16日(木)
東京都 赤坂サカス広場 特設紫テント

スタッフ

作:寺山修司
演出:中屋敷法仁

出演

良:押田岳
灰男:武子直輝
夏美:川崎愛香里
大村わたる / 原田理央 / 長尾友里花 / 福井夏 / 蓮井佑麻 / 中嶋海央 / 佐々木穂高 / 田中廉 / 山中啓伍 / 浦谷賢充

公演・舞台情報

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