「Classic Movie Reading」は、世界の名画を朗読劇として上演するシリーズ。2023年に「ローマの休日」「自転車泥棒」、2024年2月に「風と共に去りぬ」、7月に「若草物語」、今年2月には初の邦画題材となる「東京物語」を上演した。今回は、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが出演したラブストーリー「
1941年、戦火が迫るモロッコのカサブランカにある酒場で、かつて愛し合い、運命に引き裂かれた男女が再会する。酒場の主人・リックは、レジスタンスのリーダーの妻となったイルザを前に、愛と信念の間で揺れながら、とある決断をして……。
出演者には、リック・ブレイン役に
坪井、出演者のコメントは以下の通り。
坪井彰宏 コメント
映画「カサブランカ」を朗読劇として演出する事が決まってから、マザー・テレサの「愛の反対は憎しみではなく無関⼼である。」という⾔葉が頭から離れないのです。物語の設定である1942年ナチスドイツの占領下で、傷つき苦しめられる他者に対して無関⼼でなく、愛することを求め続けた人間たちの声を届けたいと思います。
廣瀬智紀 コメント
私のカサブランカとの出逢いは大学の講義でしたが、今この歳になり改めて観ると、登場人物の⼼情ひとつとってもこうも印象は変わるものかと楽しくなっております。果たしてそれは私が大人になったからなのか、、笑 それはさておき、この映画史に残る名作をお届けできることに身震いしております。役を深め、しっかりとリックの生き様を表現できるよう頑張ります。どうぞお楽しみに!
有沙瞳 コメント
前回、若草物語で初めて朗読劇に挑戦させていただきました。2度目のClassic Movie Readingとなりますが、皆さんに作品を楽しんでいただけたら嬉しいです!
鍵本輝 コメント
「カサブランカ」という不朽の名作に携われる喜びと重みを感じながら、ラズロという人物の信念や魅力を、ひとつひとつの⾔葉に込めて伝えていきたいと思います。
川上将大 コメント
この貴重な機会に参加させていただけることとても光栄です。名作の魅力に再び焦点を当てるというポイントが個人的に凄く素敵だと思います。『カサブランカ』の世界を朗読劇でお届けする中で、僕自身ここでしか出せないもの、得られないものを沢山吸収し、それを全て観に来てくださる皆様に100%お届けできるよう精進してまいります。よろしくお願いいたします。
広井雄士 コメント
皆様こんにちは。ギレルモ・ウガーテ役の広井雄士です。リックの酒場、あの形容し難い魅力に溢れる場面を何度観たかわかりません!! 不朽の名作であるこの作品に出演出来る事、本当に光栄です。第二次世界大戦 名称を聞くだけで⼼を抉られる時代を、じっくりと考えていきたいと思います。皆様のご来場、お待ちしております!
奥村健介 コメント
博品館劇場では20年近く作曲家として様々な音楽を鳴らしてきましたが、今回初めて袖とステージに足を踏み入れることになりました。しかも生演奏しながら喋るという前代未聞のお話に今から震えております。過去にご一緒したキャストさんも何人かいるので、百戦錬磨の先輩におんぶに抱っこで張り切って参ります。
コウガシノブ コメント
今回、ルノー署長をやらせていただきます、コウガシノブです。まさか自分があの伝説の映画「カサブランカ」に朗読劇で出演出来るとは思ってもいませんでした。かつて深く愛し合った2人が再び出会い、愛が再燃する物語。どうぞたっぷりとお楽しみください。ちなみに私は、女性と別れてヨリが戻ったことはありません(苦笑)。あしからず。
Classic Movie Reading Vol.5「カサブランカ」
2025年9月6日(土)・7日(日)
東京都 博品館劇場
スタッフ
脚本:鈴木智晴
演出:坪井彰宏
出演
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ステージナタリー @stage_natalie
Classic Movie Reading「カサブランカ」廣瀬智紀・有沙瞳が運命に引き裂かれた男女に(コメントあり)
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