「十二月大歌舞伎」全5演目の特別ビジュアルお披露目、ポストカード販売も

東京・歌舞伎座の「十二月大歌舞伎」にて上演される「あらしのよるに」「加賀鳶」「鷺娘」「舞鶴雪月花」「天守物語」の各特別ビジュアルが公開された。

第一部「あらしのよるに」のビジュアルでは、絵本のイラストをバックに、狼のがぶ（中村獅童）とヤギのめい（尾上菊之助）が登場。第二部より「加賀鳶」のビジュアルには、小悪党の竹垣道玄（尾上松緑）とお兼（中村雀右衛門）、「鷺娘」のビジュアルには、いずれも中村七之助が扮する白無垢姿の娘と、鷺の精が収められた。第三部より「舞鶴雪月花」のビジュアルでは、中村勘九郎扮する雪達磨が「下の巻 雪達磨」の場面を踊る様子、「天守物語」のビジュアルでは、天守夫人の富姫（坂東玉三郎）と若き鷹匠の姫川図書之助（市川團子）が寄り添う姿が捉えられている。

併せて、5演目のビジュアルをセットにした5枚組ポストカードの販売が決定した。歌舞伎座地下2階の木挽町広場にあるお土産処・かおみせ、歌舞伎座1階のお土産処・木挽町、歌舞伎座オンラインストアで順次販売される予定。

「十二月大歌舞伎」は明日12月3日から26日まで歌舞伎座にて上演される。