「
開幕に際し、わかぎは「今回の作品は『僕と私の遠い橋』というタイトルで、一人の少女(のような者)が転生を重ねながら『自分らしい言葉とは?』という疑問と向き合って行くなんとも説明のしにくい作品です」と述べ、「日本人は男言葉、女言葉、それぞれを表す表現を使います。『俺はこう見えてグルメなんだぜ』『僕はわりとグルメなんだよ』『私って、結構グルメなのよ』と言う風にすぐにその人の性別、立場が分かるような『役割』を表す言葉。これを『役割語』と名付けた人がいます。それは便利でありながら人の立場を限定したり、利用したり、閉じ込めたりしていないだろうか? しいてはジェンダーフリーの枷になっていないのか? そんな疑問を芝居に乗せてみました。11人の俳優が演じる様々な時代の人々。主役の少女が過ごす幾度かの人生の中に、あなた自身が使っている役割語が出てくるかもしれません。その時『今喋ってる言葉は本当に自分が使いたい言葉なのか?』と疑問に思う方もいる事でしょう。どうぞ、ご自身の言葉を見つけに是非来てください。お待ちしております」と呼びかけた。
上演時間は約1時間40分。大阪公演は9月30日まで。その後、本作は10月8日から14日まで東京・シアター711で上演される。
玉造小劇店配給芝居 vol.35「僕と私の遠い橋」
2024年9月21日(土)~2024年9月30日(月)
大阪府 in→dependent theatre 1st
2024年10月8日(火)〜2024年10月14日(月・祝)
東京都 シアター711
スタッフ
脚本・演出:
出演
玉造小劇店のほかの記事
リンク
澤田紗菜 @sawasuZu2525
まだまだ駆け込みお待ちしております! https://t.co/IFwDdCNOat