この日、東京体育館周辺やサブアリーナ、隣接する東京・MUFGスタジアム(国立競技場)の外周エリアではトークショーや映画「幕が上がる」の特別上映など多種多様なイベントを実施。さらにコラボフードやグッズの売り場などチケットフリーで楽しめるエリアも設けられ、まるでテーマパークのようなムードが広がった。東京体育館での公演は歌唱曲や登場順、衣装、髪型がすべてくじで決まる「THE DRAW SHOW」、ももクロがさまざまなバラエティ企画に挑戦する「お昼のハイテンションショー」、そして結成18周年記念ライブ「MCZ THE LIVE 2026春 -18th Anniversary Roadmap-」の3部構成。メンバーとモノノフ(ももクロファンの呼称)は丸1日を通じてグループの周年をにぎやかに祝った。この記事では「MCZ THE LIVE 2026春 -18th Anniversary Roadmap-」の模様をレポートする。
元気なももクロ「まだまだいけるじゃん!」
おなじみのSE「overture ~ももいろクローバーZ参上!!~」が流れた瞬間、会場全体のテンションが上昇。そして向かい合う4人のシルエットがステージ上に浮かび上がったのち、「可視光線」でライブの口火が切られた。楽曲が始まるのと同時に銀テープが放たれ、場内が非日常的なムードに一気に染まる中、“光”をテーマにライブにおける刹那的なきらめきを描いた歌詞が凛々しい歌声とともに届けられる。さらにももクロはパンキッシュな自己紹介ソング「ダンシングタンク♡」、初期のナンバー「D'の純情」「ピンキージョーンズ」を畳みかけ、息つく暇なくモノノフを興奮させていった。
高いテンションを保ったままMCに移ると、高城れには「(ももクロが)成人しました!」と結成18周年に対する感慨を口に。午前から全力で「東京ももクロランド」のステージを繰り広げてきたことに触れ、「私たち、まだまだいけるじゃん!」と力強く頼もしい笑顔を浮かべた。続いて披露されたのは、TOKYO FM「ももいろクローバーZのハッピー・クローバー!TOP10」と雑誌「日経エンタテインメント!」の連動企画「今、ライブで聴きたいももクロソング」で1位に選ばれた「走れ! -ZZ ver.-」。ラストのサビで場内を暗転するお決まりの演出が展開され、メンバーとモノノフが持つペンライトによって光の海が出現した。
次の大型ライブ「秋の桃神祭」開催場所は…
続く幕間映像では、10月17、18日に千葉県唯一の村・長生郡長生村の尼ケ台総合公園にて「秋の桃神祭」が行われることが発表された。「桃神祭」はももクロがかつて夏の季節に開催していた大型ライブで、実施時期を変えて10年ぶりに復活。全国の自治体とタッグを組んで開催してきた「ももクロ春の一大事」をパワーアップさせた新イベントとして行われる。
客席のモノノフたちが秋に向けて胸を躍らせる中、ステージに再登場したももクロは「GOUNN」でパフォーマンスを再開。その後トロッコに乗り込むと、「行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-」などを歌いながら場内を周回し、手を振りながら笑顔を振りまいたり、サインボールを投げたりしてモノノフを楽しませた。ステージに戻ったメンバーは観客と近い距離で交流できた喜びを口にするも、その中で高城は奇抜な新グッズ「ももたんスカルネックレスライト」を身に着けているモノノフが少ないことに気付いて不満な様子。客席に気まずい笑いが広がった。
続いて4人は、5月1日に配信リリースしたばかりの新曲「ムネモシュネ」を披露。この曲は“夏の記憶”をテーマにした夏ソングで、明るくもノスタルジックなムードが歌声ににじんだ。さらに彼女たちは初期からのライブ鉄板曲「Chai Maxx」や、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)の提供曲「レナセールセレナーデ」をラストスパートに歌唱。会場を心地よい高揚感で満たしてステージをあとにした。
感極まった高城の目に涙
アンコールで再びモノノフの前に姿を見せ、「18年ってヤバいよね!?」と5月17日に結成18周年を迎える感慨深い思いを改めて言葉にするももクロ。リーダー百田夏菜子が「18年歩いてこられたのは、本当にモノノフの皆さんのおかげだと思います。皆さんがペンライトで照らしてくれているから、私たちはいろんな景色をみんなと一緒に見ることができています」と語っていると、その隣にいた高城の目に次第に涙が溜まっていく。メンバーのモノノフに対する強い思いがあらわになり、ももクロのライブらしい温かな空気が充満した。そして4人は、メンバー自ら歌詞を手がけた結成15周年記念ソング 「ヒカリミチ」を歌唱。モノノフへの深い感謝の思いを歌声に詰め込んだ。
1日にわたる「東京ももクロランド」を締めくくる楽曲として披露されたのは、結成10周年のタイミングで発表された「クローバーとダイヤモンド」。曲中にメンバーとモノノフが「ありがとう!」という言葉をぶつけ合うと、結成18周年を祝うように大量の紙吹雪がアリーナに降り注ぐ。最後の挨拶で高城は再び涙を見せたり、百田が「すべての思い出が宝物だなって思いましたね」と柔らかに微笑んだりと会場が感動的なムードで包まれる中、メンバーは客席に向けて指切りげんまんをし、モノノフとの再会を約束。こうして「東京ももクロランド」での長い1日が幕を閉じた。
セットリスト
ももいろクローバーZ「ももクロ結成18周年記念イベント 東京ももクロランド」2026年5月3日 東京体育館
MCZ THE LIVE 2026春 -18th Anniversary Roadmap-
SE. overture ~
01. 可視光線
02. ダンシングタンク♡
03. D'の純情
04. ピンキージョーンズ
05. 走れ! -ZZ ver.-
06. ゴリラパンチ
07. 吼えろ
08. GOUNN
09. Link Link
10. Friends Friends Friends
11. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
12. ムネモシュネ
13. Chai Maxx
14. レナセールセレナーデ
<アンコール>
15. BIONIC CHERRY
16. ヒカリミチ
17. クローバーとダイヤモンド
今後の公演情報
ももクロ秋の桃神祭2026
2026年10月17日(土)千葉県 長生郡長生村 尼ケ台総合公園
2026年10月18日(日)千葉県 長生郡長生村 尼ケ台総合公園
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Dina @Koralan111
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