ケダゴロ・下島礼紗が「黙れ、子宮」を再創作、韓国・日本のダンサーが出演

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KAAT×ケダゴロ×韓国国立現代舞踊団『黙れ、子宮』」の詳細が発表された。

「黙れ、子宮」(英題:「Shut Up Womb」)2021年公演より。(c)KNCDC

「黙れ、子宮」(英題:「Shut Up Womb」)2021年公演より。(c)KNCDC

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「黙れ、子宮」(英題:「Shut Up Womb」)2021年公演より。(c)KNCDC

「黙れ、子宮」(英題:「Shut Up Womb」)2021年公演より。(c)KNCDC[拡大]

「黙れ、子宮」は、ケダゴロの下島礼紗が、韓国の韓国国立現代舞踊団(KNCDC)に委嘱を受け、2021年に韓国・Seoul Arts Center Jayu Theaterで発表したダンス作品。今回は、2021年版をベースに2024年版として再創作し、新作として上演する。出演者には、韓国人ダンサーと日本人ダンサーが名を連ねている。

下島は作品について、「私には生まれつき子宮がありません。子宮が形成されなかったのではなく、この世に子宮を持ち込まないことを私が選択し、母の胎内で自ら子宮を取り外して産まれてきました。『胎内で自ら選択した』ということ。これは韓国の数え年の文化にインスピレーションを得て後から発見したのです。2011年3月、18歳の私に医者は言いました。『あなたにはキンタマがあるかもしれない』。震災の真っ只中、私の身体の中でキンタマが大きく揺れていました。“あると思っていたものがなく、ないと思っていたものがある”。この<欠落>と<余分>の感覚が、『私は女である』ことをなぜか強く自覚させました。今回、2021年に韓国国立現代舞踊団(KNCDC)から委託され制作した作品『黙れ、子宮』を土台とし、私が、私の身体をめぐって韓国・日本で体験した出来事を題材に再創作します」とコメントしている。

公演は12月13日から15日まで、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて。チケットの一般販売は9月28日にスタート。

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KAAT×ケダゴロ×韓国国立現代舞踊団「黙れ、子宮」

2024年12月13日(金)〜15日(日) ※公演終了
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

スタッフ

振付・演出・構成:下島礼紗

出演

Lee Kyunggu / Lee Daeho / Im Sojeong / 下島礼紗 / 木頃あかね / 小泉沙織 / 中澤亜紀 / 大貫桃加 / 小野寺夏音 / 小島優花 / 鈴木菜々 / 麗羅

※U24 チケット、高校生以下割引あり。

公演・舞台情報
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薙野信喜 @nonchan_hg

ケダゴロ・下島礼紗が「黙れ、子宮」を再創作、韓国・日本のダンサーが出演(コメントあり) https://t.co/N8vPtEbtYl

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