百合の咲く帝劇で…堂本光一主演「Endless SHOCK -Eternal-」閉幕、井上芳雄も駆けつける

4月から5月にかけて行われた「Endless SHOCK」の東京・帝国劇場公演が昨日5月31日に千秋楽を迎えた。

2000年にスタートした「SHOCK」シリーズは、堂本光一が主演を務めるオリジナルミュージカル。「SHOCK」は今年の公演で幕を閉じることが決定しており、今年でラストイヤーを迎える。なお、4・5月の帝国劇場公演で同時上演されていた「Endless SHOCK -Eternal-」は、今回が最終上演となった。

昨日行われた特別カーテンコールには、「SHOCK」シリーズの節目を祝う際におなじみのくす玉が登場。堂本が「またかー！」とはにかみながらくす玉を割ると、“エターナルよ 永遠に”と書かれた垂れ幕が登場し、客席では1900名のオーディエンスがサプライズで白い百合の花を振り上げた。また、堂本と公私共に交流のある井上芳雄がステージに登壇。堂本に白い百合の花束を贈呈した。

その後、堂本、井上らがレポーターの取材に応じた。コロナ禍に誕生した「Endless SHOCK」のスピンオフ「Endless SHOCK -Eternal-」への思いを問われた堂本は「『Endless SHOCK』のラストシーンは曖昧な終わり方になっているんですけど、『Endless SHOCK -Eternal-』のラストシーンでコウイチは、みんなが前に進んでいることを見届けている。ある意味、前向きな気持ちになれる作品だと思っています。今後のツアー公演や11月の帝国劇場公演では『Endless SHOCK -Eternal-』は上演されないので、コウイチの魂は一生どこかをさまようことになると思います（笑）」と答え、会場の笑いを誘った。

井上は「僕は『Endless SHOCK』に一度も出たことがなく、ライバル役のオファーをずっと待っていたんですけど……」と冗談を飛ばし、「今回、このような形でカンパニーの皆さんと帝国劇場の舞台上で肩を並べさせていただいて、本当にうれしいです。僕も『Endless SHOCK』に出演したということにして、これから自分のプロフィールに書こうと思います（笑）」と笑顔で述べた。

取材ののち、4・5月の帝国劇場公演でプリンシパルを務めた佐藤勝利、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃、島田歌穂、そして堂本が1人ずつあいさつし、公演を締めくくった。

「Endless SHOCK」は今後、7・8月に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、9月に福岡・博多座、11月に再び帝国劇場で上演される。