演出家の
せんがわ劇場は収容定員121席の劇場。小笠原は就任に際し、“せんがわ劇場の3つの展望”を発表し、劇場公式サイトで「『小さいからこそ優れた作品を生み、成長を生み、活力を生み出す劇場』を目指します。調布市の東の片隅で新たに動き出したせんがわ劇場を、調布市の皆様に、そして全国の皆様に、もっともっと可愛がっていただけるよう、最善を尽くします」と思いを語った。
併せて、小笠原芸術監督による第1回公演「ドクターズジレンマ」が10月18日から27日まで同劇場で上演されることが決定した。これはジョージ・バーナード・ショーの戯曲を、小笠原の演出と、小田島創志の新翻訳で立ち上げるもの。出演者には
小笠原は劇団俳優座、文学座、木山事務所、子供のためのシェイクスピアカンパニーなどで舞台監督・演出助手として演出の研鑽を積み、その後フリーの演出家として活動。2018年に読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。日本芸術文化振興会演劇分野プログラムオフィサーを務めた経験から、近年は劇場を拠点とした演劇事業にも関わり、地域の演劇振興に貢献。2024年、2度目の読売演劇大賞優秀演出家賞を「善人たち」「慈善家-フィランスロピスト」で受賞した。
せんがわ劇場芸術監督演出公演「ドクターズジレンマ」
2024年10月18日(金)~2024年10月27日(日) ※公演終了
東京都 調布市せんがわ劇場
スタッフ
作:バーナード・ショー
翻訳:小田島創志
演出:
出演
※高山春夫の「高」ははしご高が正式表記。
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小田島創志(Soshi Odashima) @a_ginger_cat11
小笠原響、せんがわ劇場芸術監督に就任 10月に芸術監督公演「ドクターズジレンマ」 https://t.co/8PWzPk5Ub1