“家族”テーマのakakilike・倉田翠の代表作「家族写真」が京都で

akakilike「家族写真」が1月18日から21日まで京都・ロームシアター京都 ノースホールにて上演される。

これは2016年に初演されて以降、ベルギーの「クンステン・フェスティバル・デザール」やフランスの「フェスティバル・ドードンヌ・ア・パリ」でも上演された、“家族”をテーマにした作品。

本作は、演出・振付を手がける倉田翠と終身保険の営業マンとの出会いをきっかけに制作された作品で、自身の生命保険について語り続ける父を軸に、家族と社会との関係性や家族というコミュニティの変遷を描き出す。出演者には今村達紀、倉田、迫沼莉子、佐藤健大郎、筒井潤、寺田みさこ、前谷開が名を連ねた。

上演に向けて倉田は「『家族』という構造から逃れることの難しさ、またはその構造の儚さ。『もう昔とは違う』 ということをそのまま引き受けた作品です」とコメントしている。

なお1月21日までロームシアター京都 プロムナード北では関連企画として、本作の出演者・前谷による写真展「姿勢」が開催されている。

【舞台映像】akakilike「家族写真」ロームシアター京都公演向け舞台映像。