舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」は、東京・明治座の創業150周年記念公演のファイナルを飾る作品。北条司のマンガ「CAT'S♥EYE」を舞台化する本作では、時代設定を明治座が創業された明治時代に置き換え、失踪した父親の真相を探るべく、美術品を盗む三姉妹・怪盗キャッツアイの物語が描かれる。
会見には脚本の
1997年公開の映画「
今作で三女・来生愛役を務める剛力は「いろいろな方に『愛ちゃんにぴったりだね!』と言っていただけてうれしい。私は愛ちゃんのように理系ではないし、発明も得意ではありませんが(笑)頭が良くしっかりした愛ちゃんに見えるようがんばりたい」と目を輝かせる。
瞳の恋人でキャッツアイを追う警察官・内海俊夫役の染谷は「僕は名前が俊之で、役名と同じ“トシ”が入っています。紀香さんに稽古場で『トシ』と呼ばれるのが楽しみ」とコメント。これを受けた藤原が染谷に「トシ!」と呼びかけると、染谷は目を閉じて藤原の声に聴き入り「2023年、これで悔いはありません」と記者たちを笑わせる。内海の後輩刑事・平野猛を演じる上山も「サーベルを振り回す役どころなので、手首をひねる動きを反復練習したい」と笑いを誘った。
三姉妹の父ミケール・ハインツ役の長谷川は「私の母はそういえば4姉妹だったなと、3人姿を見ていて懐かしい気持ちになりました」と目を細める。また新谷が演じるのは、3姉妹が営む喫茶店に現れる謎の少女という舞台版オリジナルキャラクター。新谷は「“ちょっと役”かと思っていたら重要な役で、すごく緊張しています。精一杯がんばります!」と心境を明かす。同じくオリジナルキャラクターで、3姉妹が営む喫茶店に現れる謎の人物を演じる美弥は「ビジュアル撮影で燕尾服を着ました。宝塚歌劇団を卒業して以来、封印していた“男役スイッチ”が入りつつあります」と微笑んだ。
また長女・来生泪役の高島は「今回は初共演の方がほとんど。私も負けじとがんばりたい」と述べる。初共演の藤原について高島は「いつもすごく良い刺激をくれる」と言い、「実は今日、2・3日前まで違う衣裳を着る予定だったのですが、紀香ちゃんの衣裳を見せてもらって『こっちのほうがいいな』と自前の着物に変更しました(笑)」とエピソードを披露。上演に向けては「寒い中、明治座に足を運んでくださる皆様の心の中に、少しでも長く生き続ける作品になれば」と語った。
公演は来年2月6日から3月3日まで行われる。
明治座創業150周年ファイナル公演 舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」
2024年2月6日(火)~3月3日(日)
東京都 明治座
原作:北条司「CAT'S♥EYE」
脚本:
共同脚本・演出:
出演:
関連記事
アムール・タカラヅカ @AMOUR_TKRZKA
【会見レポート】歌あり、泥棒あり、“宙乗り”あり!舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」に藤原紀香ら意気込み|#美弥るりか
https://t.co/h2dHJMogpO