綾瀬シニア劇団Hale「ジャマナモノ ナカナカナモノ」が、12月2・3日に神奈川・綾瀬市オーエンス文化会館 大ホールで上演される。
綾瀬市を拠点に活躍する綾瀬シニア劇団Haleは、劇団員1人ひとりがクリエイターたることを目標に、オリジナルの劇創作を行うシニア劇団。「ジャマナモノ ナカナカナモノ」は、同劇団のプロジェクトリーダーである倉品淳子が構成・演出を手がける作品で、Haleメンバーが出演する。
倉品は本作について「綾瀬シニア劇団では、テーマを自分たちの生活から探しました。そして、コロナを経た私たちの生活が、デジタル化が急速に進んで本や現金、印鑑、ドア……。どんどん触らなくてすむようになってきていることに気が付きました。とうとう、人間でさえなかなか触れなくなってきています。この作品は、時代の流れに追いつけない私たちの愚痴かもしれませんし、急いで進んでいる若者たちへの老婆心かもしれません。ただ、私たちの記憶をここに残しておきたいと考えました。『本』をサワレルモノの代表として、作品を紡いでいきたいと思います」と公式サイトにつづっている。
12月2日公演では、倉品と、横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」のプロジェクトリーダーである横田和弘によるアフタートークが行われる。なおチケットの予約は予定枚数に達したため締め切られており、当日券の情報は公演前日の18:00に公式サイトで発表される。
綾瀬シニア劇団Hale 第4回公演「ジャマナモノ ナカナカナモノ」
2023年12月2日(土)・3日(日)
神奈川県 綾瀬市オーエンス文化会館 大ホール
構成・演出・プロジェクトリーダー:倉品淳子
出演:Haleメンバー
ステージナタリー @stage_natalie
"私たちの記憶”を残す、綾瀬シニア劇団Hale「ジャマナモノ ナカナカナモノ」
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