神奈川県による共生共創事業が令和5年度ラインナップを発表、「影絵であそぶ」第2弾も

「令和5年度共生共創事業ラインアップ」が、本日6月21日に発表された。

共生共創事業は、年齢や障害などに関わらず、子供から大人まですべての人が文化芸術に参加し楽しむことのできる社会を目指し、神奈川県が行っているプログラム。7月には、横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」が、狂言「ぶす」をアレンジした「あおげあおげ」、昔話をもとにした「かさじぞう」を2本立て公演として披露する。8月には、世界の“あそび歌”を通じて、多文化の魅力を発信する「神奈川県あそび歌プロジェクト『世界のうたとあそぼう！』体験型コンサート」、9月には神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏を、観客が合唱や手拍子で一緒に楽しむことのできるコンサート「みんなのスマイル・コンサート」を開催。

12月には、綾瀬シニア劇団Haleによる第4回公演、来年1月には安藤洋子が神奈川のシニアと新たなダンス表現に挑む、チャレンジ・オブ・ザ・シルバーの成果発表公演、2月には小田原シニア劇団チリアクオールディーズの公演が行われる。また2月上旬には、昨年公開されたドキュメンタリー映像作品「影絵であそぶ」の第2弾が配信される。これは、劇団かかし座が神奈川県立障害者支援施設・やまゆり園で行った影絵のワークショップに密着したものとなる。2月下旬には、打楽器奏者の若鍋久美子が、障害者・児・家族のサポート事業を行うスプラウトで行った打楽器ワークショップの様子を追った映像作品「音の探検隊2023（仮）」を公開予定。いずれも、神奈川県の公式Youtubeチャンネル・かなチャンTVで配信される。

さらに関連公演として、3月に横須賀シニア劇団「よっしゃ!!」第7回公演「EMクラブ」が控えている。