waqu:irazがバレエ「ジゼル」を現代版として翻案「ジゼル、またはわたしたちについて」

waqu:iraz「ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us-」が、12月15日から17日まで神奈川・STスポットで上演される。

waqu:irazは、2014年に演出家・ダンサー・振付家の小林真梨恵が立ち上げた団体。今回は、9月に青森で初演された「ジゼル、またはわたしたちについて-Giselle or about us-」を再構築・リミックスして上演する。本作は、ロマンティックバレエの代表的作品「ジゼル」をモチーフに、現代版として翻案した作品。ジェンダーやアイデンティティなどといった現代のさまざまな悩みや葛藤が、ダンスや音楽性を取り入れたエンタテインメントとして描かれる。

演出・振付・脚本構成を小林、ドラマトゥルクをオノマリコが担当。出演者には宮崎悠理、金川周平、若尾颯太、武井希未、関森絵美、小林が名を連ねた。上演時間は約1時間10分。なお本作は「YPAMフリンジ2023」参加作品となっている。