ぼちぼちやる派「満ちたい人たち」が、10月8日に東京・雑遊で上演される。
これは、石田優希子が主宰する団体・ぼちぼちやる派の旗揚げ公演。石田が脚本・演出を担う本作では、満員電車を心の支えとする人々が、その代わりとなるものを探し奮闘する姿が描かれる。空気が読めずミスばかりのひつじは、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗ることで、擬似的な“コミュニティへの所属感”を感じ、癒やされていた。しかし、未曾有の感染症の蔓延により、電車が満員になることはなくなり……。出演者には成浦愛実、伊藤優花、
上演に向け、石田は「本作品は、他人とうまく関係性を結ぶことのできない人間が誰かと触れ合いたいと思った時、どうすればよいのかという問いから出発しました。身体接触は、誰かと関係性を結び、双方合意をした上ですべきもの。もし関係性が結べなかったら、何かしらズルをして触ろうとするのでは。そう考え、ズルをする人たちの話を書くことにしました。最後は優しいハグで終わる作品です。お楽しみいただけると嬉しいです」とコメントした。
伊藤優花🍫演劇ソムリエ @choco_galU
ぼちぼちやる派『満ちたい人たち』、出ます。
「満ちる」ために何を得て、何を捨てるのか。
消耗と再生を繰り返すような毎日だけど、ちょっとマシになりたいなって人に届けたいです。
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ナタリーの名前にリンク貼られたい(過去何回かあるはず、片仮名名義だったときのも含めて)。 https://t.co/rOys0RIci0