2023年に旗揚げされたぼちぼちやる派は、劇作家の石田優希子が主宰するソロ演劇ユニット。石田が脚本・演出を手がける今作には、吉田凜と四倉涼音が出演する。
2040年夏、東京の最高気温は40℃を超えていた。レース中に熱中症で倒れ引退したマラソンランナーのトウコは、国民的アイドルであるランのコーチを務めることに。ランは灼熱のコースを走るチャリティマラソン番組への出演を控えており……。
公演に向け、石田は「今回はカフェの2階スペースをお借りし、コーヒーを飲みながら楽しんでいただける短編の上演を行います。『夏のチャリティマラソン』をモチーフとして使い、まるでみんなでテレビを鑑賞しているかのような風景をつくれたらと夢想しています。ポップで軽やかな作品を目指しつつ、これまでのぼちぼちやる派の公演でも取り扱ってきた、他者からの支配・同調圧力というテーマを新たな切り口から批判していこうとも考えています。ぜひ会場に足を運んでいただけますと幸いです」とコメントした。
上演時間は30分程度。
ぼちぼちやる派 夏のミニ公演「走る卵」
2025年8月30日(土)
東京都 壱參伍 2階スペース
スタッフ
脚本・演出:石田優希子
出演
吉田凜 / 四倉涼音
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ステージナタリー @stage_natalie
ぼちぼちやる派、夏のミニ公演「走る卵」をカフェ壱參伍で開催(コメントあり)
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