福名理穂の岸田國士戯曲賞受賞作を再演、ぱぷりか「柔らかく搖れる」兵庫・東京・広島で

ぱぷりか「柔らかく搖れる」が、9月から10月にかけて、兵庫・東京・広島で上演される。

福名理穂が作・演出を手がける本作は、第66回岸田國士戯曲賞受賞作。作中では、広島の川辺の家を舞台に、それぞれに問題を抱えながらも一緒に暮らしていく家族の物語が、前編広島弁で描かれる。再演となる今回は、初演時から全キャストが変更となり、井内ミワク、池戸夏海、江藤みなみ、大浦千佳、荻野祐輔、岡本唯、佐久間麻由、篠原初実、富岡晃一郎、山本真莉が出演。なお、兵庫公演は「豊岡演劇祭2023」の参加作品として上演される。

福名は「かなりのプレッシャーを感じております。必ず豊岡演劇祭でも、ロングランの東京公演でも、我が故郷の広島公演でも、受け入れていただいた全ての期待に応えるために一心で稽古に励んでおります。役柄から滲み出る感情が風景のように舞台上から客席までしっかりと感じられる公演にします。ぜひ、お越しください。劇場でお待ちしております」とコメントした。

公演は9月14日から16日まで兵庫・豊岡市民プラザ、20日から10月4日まで東京・こまばアゴラ劇場、7・8日に広島・JMSアステールプラザ 多目的スタジオにて。