岸田國士戯曲賞受賞作、ぱぷりか「柔らかく搖れる」再演ツアー東京へ

ぱぷりか「柔らかく搖れる」の東京公演が、明日9月20日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕する。

福名理穂が作・演出を手がけた「柔らかく搖れる」は、田舎の閉塞感と、依存し合う家族の関係性を広島弁で紡いだ作品。第66回岸田國士戯曲賞を受賞した本作が、このたび兵庫・東京・広島の3都市で再演される。今回のツアーは、9月14日から16日にかけて行われた兵庫・豊岡市民プラザ公演を皮切りにスタート。なお兵庫公演は、「豊岡演劇祭2023」の参加作品にラインナップされていた。

本作には、井内ミワク、池戸夏海、江藤みなみ、大浦千佳、荻野祐輔、岡本唯、佐久間麻由、篠原初実、富岡晃一郎、山本真莉が出演。上演に際し、福名は「日々、丁寧に紡いでいます。ぜひご来場ください」とコメントした。

上演時間は約1時間40分。東京公演は10月4日まで行われ、その後、7・8日に広島・JMSアステールプラザ 多目的スタジオで上演される。