「VR能 攻殻機動隊」空中結像技術を用いた最新バージョン、東京・ベネチアほかで

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「VR能 攻殻機動隊」が10月13日から15日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演される。

「VR能 攻殻機動隊」ビジュアル

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「VR能 攻殻機動隊」より。

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「VR能 攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台にした士郎正宗のSFマンガ「攻殻機動隊」を、能と最新技術で立ち上げる舞台作品。舞台上では、VRゴーグルを着用せずに見られる仮想現実空間が作り出され、能楽師が出演する。2020年に東京・世田谷パブリックシアターで初演された本作は、その後、各地で上演されてきた。今回披露されるのは、空中結像装置・AIRRが実装された最新バージョンとなる。

「VR能 攻殻機動隊」より。

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本作では、テレビアニメ「攻殻機動隊」シリーズを手がけた藤咲淳一が脚本、舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」を手がけた奥秀太郎が演出を担当。このほかVR技術を東京大学の稲見昌彦教授、映像技術を明治大学の福地健太郎教授と慶應義塾大学の杉本麻樹教授、そして空中結像技術をAIRR技術の創始者である宇都宮大学の山本裕紹教授と陶山史朗教授が手がける。出演者には観世流能楽師の坂口貴信谷本健吾川口晃平、井上裕之真、関根祥丸、観世三郎太が名を連ねた。

東京公演のあとは、イタリア・ベネチア公演を皮切りにしたワールドツアーが開催される。東京公演のチケット一般販売は8月26日10:00にスタート。

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「VR能 攻殻機動隊」

2023年10月13日(金)~15日(日)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

ほかワールドツアーあり。

原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社KCデラックス刊)
脚本:藤咲淳一
演出:奥秀太郎
VR技術:稲見昌彦
映像技術:福地健太郎、杉本麻樹
空中結像(AIRR) 技術:山本裕紹、陶山史朗

出演

10月13日公演:坂口貴信、井上裕之真、川口晃平 / 観世三郎太
10月14日11:00開演回:坂口貴信、谷本健吾、川口晃平 / 観世三郎太
10月14日18:30開演回:坂口貴信、谷本健吾、川口晃平 / 観世三郎太
10月15日公演:坂口貴信、谷本健吾、関根祥丸 / 観世三郎太

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(c)士郎正宗・講談社/TBS・EVISION

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