ミュージカル「SUNNY」が、本日6月26日に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開幕した。これに先駆け同日昼にゲネプロが行われた。
「SUNNY」は2011年に韓国で製作された映画で、かつて共に青春を謳歌した仲良し女子6人組・SUNNYの高校時代と、大人になった現在を描く作品。日本では2018年にリメイク映画「
物語は、
6人は、学生時代から変わらない部分もあれば、時を経て変化した部分もある。純粋でまっすぐな性格の花總演じる奈美、仲間思いで頼れる存在の瀬奈演じる千夏、玉の輿に乗るも口の悪さやケンカっ早さはそのままの
そんな6人の思いは、彼女たちの青春時代を象徴するナンバーと共に描かれる。奈美と千夏が過去を振り返るシーンでは、千夏が奈美に、奈美の十八番であるプリンセス プリンセス「Diamonds」を歌ってほしいとリクエスト。ノリノリで歌う奈美を、千夏が全力で盛り上げる姿は、2人の青春時代を想起させた。また、病室で1人きりになった千夏が、自身に語りかけるように中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」を歌うシーンでは、気丈な千夏の本心が垣間見えた。このほか劇中では「センチメンタル・ジャーニー」「待つわ」「ダンシング・ヒーロー」「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」といったナンバーが披露される。また大人になったSUNNYが温かでにぎやかな空気感を作り出すのに対し、高校時代のSUNNYを演じる面々はエネルギッシュで仲間思いな女子高生たちの友情を、みずみずしく表した。
開幕に際し、西田と花總からのコメントも到着。西田は「本作で描かれているのは『輝いていた青春時代と今』です。『あの頃』と『今』という2つの時代を舞台としてどうテンポ良く見せるか……素敵な映画の魅力を損なうことなく舞台化するべく、試行錯誤を重ねました。花總さん・瀬奈さんをはじめとするキャストの皆さんの素晴らしい演技・歌唱・ダンスに、素晴らしい舞台美術・音楽・照明・映像・衣裳が加わり融合することで、それが実現できたと感じています」と自信を語る。花總は「ご観劇の帰り道に、ふとナンバーを口ずさんでしまうような心に残る作品だと思います。どうぞ劇場へお越し下さい」と呼びかけた。
上演時間は約2時間30分。東京公演は7月5日までで、その後9日から13日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。
西田征史コメント
本日は「SUNNY」に足をお運びいただき、誠にありがとうございます。本作で描かれているのは「輝いていた青春時代と今」です。「あの頃」と「今」という2つの時代を舞台としてどうテンポ良く見せるか……素敵な映画の魅力を損なうことなく舞台化するべく、試行錯誤を重ねました。花總さん・瀬奈さんをはじめとするキャストの皆さんの素晴らしい演技・歌唱・ダンスに、素晴らしい舞台美術・音楽・照明・映像・衣裳が加わり融合することで、それが実現できたと感じています。1人でも多くの方にご覧いただきたい作品です。お力添えいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
花總まりコメント
本日いよいよミュージカル「SUNNY」の幕が開きます。お客様に楽しんでいただけるよう、今までお稽古してきたことを大切に一生懸命演じ、歌っていきたいと思っております。ご観劇の帰り道に、ふとナンバーを口ずさんでしまうような心に残る作品だと思います。どうぞ劇場へお越し下さい。お待ちしております。
ミュージカル「SUNNY」
2023年6月26日(月)~7月5日(水)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2023年7月9日(日)~13日(木)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
脚本・演出:
振付:akane
出演:
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【公演レポート】花總まり主演ミュージカル「SUNNY」開幕、青春時代の絆を1980年代ヒット曲で彩る(舞台写真あり / コメントあり) https://t.co/SWvvN3u7RO