これは2019年2月に、一ノ瀬京介の脚本・演出・振付で上演された舞台「SINGULAR~シンギュラ~」をもとにした映画。作中ではAI同士の“ディベートバトルロイヤル”が描かれ、spiは全編英語で15体15役のAIキャラクターを演じ分ける。主題歌はr-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」。
spiは「台本見て『俺これ、できないかも……』と家で泣き崩れたのは初めてでした。笑」と明かしつつ、「『AIが話し合ったらどういう会話をするのだろう』『AI同士の討論がもしかしたら、どこかの国では行われているかもしれない』と想像を掻き立てる、すごくロマンのある作品だと思います。とても実験的で、チャレンジングな作品ですが、この作品に詰まった思いとテーマが世界中に届くことを願っています」とコメント。
堤は映画の内容について「元々は舞台が原作だったものですが、人間もどきのAIアンドロイドが、『人間をxxxxxxxxxxxxx」ということを討論するというめちゃくちゃ怖いミーティングの映画でございます。出来上がった作品を冷静に見て『とんでもないものを作っちゃったな』というのが正直なところです」と語り、「語られる壮大なる議題について、ぜひ皆さんも一緒に考えてみませんか? ちょっと恐ろしくなりますよ」と観客に呼びかけた。
なお本日4月17日に、クラウドファンディングサービス・Makuakeで「SINGULA」のプロジェクトが始動。支援は7月15日まで受け付けられており、リターンには、spiや堤と本作を鑑賞できる権利、堤のサイン入り台本などが用意されている。
またYouTubeでは30秒の予告編を公開中。堤によるメッセージも収録されている。
堤幸彦コメント
元々は舞台が原作だったものですが、人間もどきのAIアンドロイドが、「人間をxxxxxxxxxxxxx」ということを討論するというめちゃくちゃ怖いミーティングの映画でございます。
出来上がった作品を冷静に見て「とんでもないものを作っちゃったな」というのが正直なところです。
同じ髪型、同じ顔をした男が英語で討論をしている一回見たら忘れないキャラクターたち。歌も歌います。
語られる壮大なる議題について、ぜひ皆さんも一緒に考えてみませんか? ちょっと恐ろしくなりますよ。
spiコメント
シンギュラで全役を務めさせていただきましたspiです
台本見て「俺これ、できないかも……」と家で泣き崩れたのは初めてでした。笑
しかし作品自体は、今、この現代でAIというものがたくさん出始めてる中で、すごく時代にフィットしていると思いますし、「AIが話し合ったらどういう会話をするのだろう」「AI同士の討論がもしかしたら、どこかの国では行われているかもしれない」と想像を掻き立てる、すごくロマンのある作品だと思います。とても実験的で、チャレンジングな作品ですが、この作品に詰まった思いとテーマが世界中に届くことを願っています。
一ノ瀬京介(プロデューサー / プロジェクト実行者)コメント
「人間というのはどういうあり方をするべきなのか。」「人間の尊厳ってのはどこにあるのか。」
どこかのタイミングで必ず考えなければいけない時代が、もうすぐそこまできてるんじゃないかなと思うのです。あえてAIたちが討論するというところにこの作品の面白さがあるんじゃないかなと思うので、人間が出てこないんだけど人間の話ばっかりしてる作品です。この作品が本当に世界中に届いていくことを心から願ってます。
r-906コメント
「SINGULA」という作品の主題歌を担当させていただけたことは夢だったのではないかと、今でも思ってしまいます。本当に私でよいのか、他に適任がいるのではないかと、毎日の様に苦悩し自問しましたが、堤監督の期待に応えるべく、そして「うちのミクを世界の映画祭に連れて行く」というどうしようもない私のエゴを突き通すべく、お引き受けするに至りました。撮影現場や制作途中の映像を見せていただき、私なりに「SINGULA」を解釈し、愛を込めて「イフ」という楽曲を創らせていただきました。本編の映像と合わせて、楽しんでいただけると嬉しいです。
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