排気口による“怪奇譚”「人足寄場」、菊地穂波「自分の頭の想像にも怯えています」

排気口 / 中村ボリ企画公演「人足寄場」が、4月5日から9日まで東京・荻窪小劇場で上演される。

排気口の中村ボリが企画した本公演は、同劇団の菊地穂波が自身の戯曲「人足寄場」を大幅に書き直し、演出するもの。劇中では、ある一軒家の裏庭を舞台にした怪奇譚が展開する。出演者には中村のほか、佐藤あきら、坂本ヤマト、倉里晴、坂本恕が名を連ねた。

本作について菊地は「今回は怖い話。私はめちゃくちゃビビりです。だから台本を書いてて怖くなっちゃいます。今まで締め切りにだけ怯えてたらよかったのに、自分の頭の想像にも怯えています。人は何でも怖がれる。そう考えると怖いって不思議です」とコメントした。

菊地穂波コメント

怠け者の私は出来れば楽をしたいと常々思っています。だから今回の公演は元々台本があったのですごく嬉しかったです。でもずっと昔に書いた台本は今見る上手くなくて大幅な書き直しが必要でした。だから殆ど新作公演みたいなものです。今回は怖い話。私はめちゃくちゃビビりです。だから台本を書いてて怖くなっちゃいます。今まで締め切りにだけ怯えてたらよかったのに、自分の頭の想像にも怯えています。人は何でも怖がれる。そう考えると怖いって不思議です。