「三月大歌舞伎」に菊五郎＆鴈治郎「身替座禅」、玉三郎演出・出演「髑髏尼」

歌舞伎座新開場十周年「三月大歌舞伎」が、3月3日から26日まで東京・歌舞伎座で上演される。

第一部では、ウィリアム・シェイクスピアの「リチャード三世」を着想を得て作られた「花の御所始末」が披露される。作・演出を宇野信夫、演出を齋藤雅文が担い、足利義教を松本幸四郎、畠山満家を中村芝翫、安積行秀を片岡愛之助、入江を中村雀右衛門が勤める。

第二部には、芝翫、幸四郎、片岡孝太郎による「仮名手本忠臣蔵」より十段目「天川屋義平内の場」、尾上菊五郎と中村鴈治郎による「身替座禅」がラインナップ。第三部には「髑髏尼」と「廓文章 吉田屋」が並ぶ。吉井勇が作を手がける「髑髏尼」では、坂東玉三郎が今井豊茂と共に演出を担い、さらにタイトルロールも演じる。「廓文章 吉田屋」では、藤屋伊左衛門を愛之助、吉田屋喜左衛門を鴈治郎、扇屋夕霧を玉三郎が勤める。チケットの一般販売は2月14日10:00にスタート。