「レ・ミゼラブル」現・帝劇で最後の上演決定、オールキャストオーディションも

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ミュージカル「レ・ミゼラブル」が、2024年から2025年にかけて東京・帝国劇場をはじめ全国で上演されることが決定。本公演に向け、オールキャストオーディションが行われる。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年上演版より。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年上演版より。

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ミュージカル「レ・ミゼラブル」が、建て替え前の現・帝国劇場で上演されるのは、今回が最後となる。オーディションに向け、1997年からマダム・テナルディエ役を演じている森公美子、そして2019年、2021年にジャン・バルジャン役を演じた佐藤隆紀のコメント動画が到着した。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年上演版より、森公美子演じるマダム・テナルディエ。

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森は「『レ・ミゼラブル』に参加したいと思っていらっしゃる方、これはチャンスです。帝国劇場が建替えのため、なんとこれが今の帝国劇場での最後の『レ・ミゼラブル』の公演となります。夢を叶えたい方、何かチャンスをつかみたい方、年齢は問いません。その熱い想いをオーディションにぶつけてみようではありませんか」「挑戦するということは楽しいこと。私は結構長い間マダム・テナルディエをやらせてもらいました。でも、凄い若い力もでてきたらいいなと思っております。この役、どうぞ! 差し上げます! オーディションで待ってます! 東宝は待っています! 私は観客かもしれませんが……」と思いを述べた。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年上演版より、佐藤隆紀演じるジャン・バルジャン。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年上演版より、佐藤隆紀演じるジャン・バルジャン。[拡大]

佐藤は「僕も思い出しますと最初にオーディションを受けた時はとても緊張しまして、実はその時は落ちてしまった、そんな思い出があります。でも落ちたことをバネに、自分の足りなかった技術は何なのかを見つめなおして、自分で切磋琢磨しまして2回目のオーディションで受かることが出来ました」「このミュージカル『レ・ミゼラブル』は愛がテーマになっていると思います。今、日本は、世界は様々な問題を抱えていると思います。世界に、そして日本に愛を届けてみてはいかがでしょうか。皆さんの戦う心でオーディションに向き合ってほしいと思います。皆さんのオーディションぜひお待ちしております!」とコメントした。

オーディションのWebでの募集受付は2月10日23:59まで。応募条件の詳細は公式サイトを確認しよう。

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