全国共同制作オペラは、全国の劇場・音楽堂、芸術団体等が連携し、単館では成しえない独創的かつ高いレベルのオペラを新演出で制作するプロジェクト。今回はジュゼッペ・ヴェルディの「イル・トロヴァトーレ」を髙岸未朝の演出で立ち上げる。
上演に向けて髙岸は「ひと言で<オペラ>といっても様々ありますが…『イル・トロヴァトーレ』は『血湧き肉躍る』タイプの最高峰、間違いなし! オペラ王とも呼ばれた巨匠ヴェルディは、力強い旋律を駆使して深い人間ドラマを描くことを得意としましたが、この作品を作曲した頃には怪奇的な事柄にも魅了されていた模様~。話の筋は強烈な愛憎劇ですが、ちょっぴり不気味に異国風で、ちょっぴり新しかったこの作品は、当時のイタリアで大喝采を浴びてブレイクしたそうです。結末では、あえて僅かな謎をそのままに、音楽を味方として突然の衝撃を喰らわせます。このことによって、観客を茫然と劇世界にとり残す~という新手の技をやってのけたのです。さすが巨匠です! 今回は、これ以上望めないという素晴らしいソリストの皆さんが集結しました。巨匠の音楽の真髄を力強く披露してくれることでしょう。それぞれの会場で彩りの異なるオーケストラ&合唱団にもご期待ください。そして、芸術的センスあふれるスタッフと共に、この名作の『素顔』を、決して厚塗りで変貌させるのではなく存分に活かした拵えで装ってみたいと思います。170年以上前に作曲され、いまなお全く色褪せない『イル・トロヴァトーレ』……オペラならでは、というワクワクする舞台になること、請け合いです。愛の旋律と憎しみの炎が交錯する、血の宿命の物語! ~ぜひ、目の当たりにしてください。劇場にてお待ち申し上げております!」とコメントした。
指揮を飯坂純と熊倉優が担当。出演者にはマンリーコ役の笛田博昭、レオノーラ役の佐藤康子と木下美穂子、アズチェーナ役の清水華澄と谷口睦美、ルーナ伯爵役の青山貴と大西宇宙、フェランド役の
公演は10月18日に石川・金沢歌劇座、11月8日に大阪・枚方市総合文化芸術センター、21日に東京・東京芸術劇場 コンサートホール、29日に新潟・新潟県民会館にて行われる。チケットの一般販売は、石川公演分は実施中で、大阪公演分は5月21日10:00、新潟公演が6月18日10:00、東京公演が20日10:00にスタートする。
2026年度 全国共同制作オペラ ヴェルディ / 歌劇「イル・トロヴァトーレ」
開催日程・会場
2026年10月18日(日)
石川県 金沢歌劇座
2026年11月8日(日)
大阪府 枚方市総合文化芸術センター
2026年11月21日(土)
東京都 東京芸術劇場 コンサートホール
2026年11月29日(日)
新潟県 新潟県民会館
スタッフ
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
演出:髙岸未朝
指揮
飯坂純(石川・新潟・大阪公演) / 熊倉優(東京公演)
出演
マンリーコ:笛田博昭
レオノーラ:佐藤康子(石川・新潟公演) / 木下美穂子(大阪・東京公演)
アズチェーナ:清水華澄(石川・新潟公演) / 谷口睦美(大阪・東京公演)
ルーナ伯爵:青山貴(石川・新潟公演) / 大西宇宙(大阪・東京公演)
フェランド:
イネス:梨谷桃子
ルイス:中井亮一
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全国共同制作オペラ、2026年は髙岸未朝演出の「イル・トロヴァトーレ」
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