ハリー・ポッター役の石丸幹二・向井理が点灯式で杖をひと振り「こんなに魔法がかかるとは！」

昨日11月25日に、東京・赤坂サカス広場で「赤坂 ハリー・ポッターと呪いの子ツリー」点灯式が行われ、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でハリー・ポッター役を演じている石丸幹二と向井理が参加した。

赤坂サカス広場には昨日から、「ハリー・ポッターと呪いの子」とコラボレートしたイルミネーションが登場。点灯式はイルミネーションの目玉となる高さ11mの“赤坂 ハリー・ポッターと呪いの子ツリー”の前で行われた。

石丸と向井は、ハリー・ポッターの衣裳とヘアメイクで登場。昼公演を終えたばかりの石丸は「これ、第3幕ですか？」とさっそく冗談を飛ばす。点灯前のツリーを前に、向井が「舞台の世界感を踏襲したツリーに親近感が湧きます」と喜ぶと、石丸は「舞台にも出てくる逆転時計（タイムターナー）がツリーのあちこちに付いていて、触ったら別の空間に移ってしまうかもしれない。触らないでおこう（笑）」と会場を和ませた。

そしていざ点灯の瞬間。「3、2、1、点灯！」というかけ声に合わせ、2人が息ぴったりに杖を振ると、ツリーが瞬く間に明るくなり、辺りが光に包まれた。ホグワーツ魔法魔術学校4寮のテーマカラーが交互に点滅する様子を見て、石丸は「いやあ、こんなに（魔法が）かかると思ってなかったね。学寮の色がすごく綺麗ですね」と歓喜の声を上げる。「こういうイベントが初めて」と言う向井も「感動しました。長いことハリー・ポッターの役をやらせていただいているので、感慨深いものがあります」とうれしそうな表情を浮かべた。

また点灯式では、「ハリー・ポッターと呪いの子」の来年6月以降の上演継続の決定と、向井が5月31日に千秋楽を迎えること、石丸が7月中旬までの出演予定となることが発表された。赤坂サカス広場を彩るイルミネーションを眺めながら、最後に石丸が「ぜひ皆さんに観に来てほしいです。デートにも良いかもしれないですね」と言うと、向井は「昼公演が終わるのが16時過ぎなので、ちょっと待てば（イルミネーションの）点灯の瞬間を見られますね」と微笑んで点灯式を締めくくった。

「ハリー・ポッターと呪いの子」とコラボレートした赤坂のイルミネーションでは、“赤坂 ハリー・ポッターと呪いの子ツリー”のほか、TBS赤坂BLITZスタジオ横にホグワーツ魔法魔術学校をイメージした4本のツリーが設置され、赤坂Bizタワー2階には別デザインのツリーやフォトスポットが用意されている。また「ハリー・ポッターと呪いの子」の来年6月以降の公演スケジュールは、1月以降にアナウンスされる。