芸者の悲哀とアイロニーに満ちた身体表現を、ハイドロブラスト「最後の芸者たち」

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ハイドロブラスト「最後の芸者たち」が9月に東京・大阪・兵庫にて上演される。

ハイドロブラスト 第3回公演「最後の芸者たち」より。

ハイドロブラスト 第3回公演「最後の芸者たち」より。

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太田信吾

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ハイドロブラスト 第3回公演「最後の芸者たち」より。

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これは、太田信吾が主宰するハイドロブラストの第3回公演。本作では日本から途絶えつつある芸者の文化に焦点を当て、太田自身が芸者見習いとしてお座敷修行をしたり、元芸者や現役芸者への聞取りを重ねたりした内容をベースに、パフォーマンス作品を立ち上げる。出演者には太田のほか、竹中香子、大崎晃伸、そして音楽も手がける内橋和久が名を連ねた。

ハイドロブラスト 第3回公演「最後の芸者たち」より。

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公演は9月10・11日に東京・plan-B、18・19日に大阪・3U、24・25日に兵庫・城崎国際アートセンター スタジオ1にて上演され、大阪公演は西成演劇祭2022「路地裏の舞台へようこそ」参加プログラム、兵庫公演は豊岡演劇祭2022 フリンジ【Selection】プログラムの1作品となっている。

上演に向けて太田は「私はこの作品制作を通じて、観客に観光資源としてある種の文化が使用されることに対する歪さに気づいて欲しいのです。なぜなら観光客に対してはおもてなしと言いながら、足元では芸者として働きたい男性を、容姿が整わない女性を、高価なチャージを払えない客を排除し、一定層の客だけを招き入れている排除の構造を包括しているためです。その芸者産業の構造を逆手に取り、本作品では芸者文化が排除する男性と女性の2名のパフォーマーをキャスティングし、誰もオーディエンスを排除しないチケットシステムで、通常の芸者が客を持て成す閉鎖的な華麗な空間ではなくオープンな廃墟を使用し、悲哀とアイロニーに満ちた身体表現を展開していきます。それは他者をもてなすという難儀な行為への思索と挑戦でもあるのです」とコメントした。チケットは7月下旬に発売が予定されている。

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ハイドロブラスト 第3回公演「最後の芸者たち」

2022年9月10日(土)・11日(日)
東京都 plan-B

2022年9月18日(日)・19日(月・祝)
大阪府 3U

2022年9月24日(土)・25日(日)
兵庫県 城崎国際アートセンター スタジオ1

作・演出:太田信吾
音楽:内橋和久
出演:竹中香子、太田信吾、大崎晃伸、内橋和久

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薙野信喜 @nonchan_hg

芸者の悲哀とアイロニーに満ちた身体表現を、ハイドロブラスト「最後の芸者たち」(コメントあり) https://t.co/xERTUint1n

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