8月に上演される「気づかいルーシー」の演出を担当する
2015年に初演され、2017年に再演された「気づかいルーシー」は、
ノゾエは「ありがたいことに3回目の公演となりますが、前回から5年も経っています。5年と言うと、10歳で楽しんでくれていた子が『は? 演劇だと?』などと心身が激変するような年月です。岸井さんは30代となり、国民的女優さんになりました。小野寺さんはおじいさん役に近づき、私は親になりました。そして、演劇界のキラキラ星、大鶴佐助くんが新メンバーに加わりました。圧倒的進化をご期待ください。みんなの体力次第ですが。」とコメント。
岸井は「再演のときから、またやりたい!と話していた作品なので、今回、またパワーアップしてお届けできることが楽しみです。『気づかいルーシー』は、気づかいの根底にある優しさでこじれていってしまう物語ですが、『思いやって生きていこうと思える瞬間が幸せ』と感じたり、公演中、お客様と出演者の境界線がなくなり、皆で手を取り合っているような感覚になったりする舞台です。子どもだけでなく、大人も楽しめる作品なので、ぜひ劇場でしか味わえない感覚を、体感しに来ていただければと思います」と思いを語る。
栗原は「『気づかいルーシー』がこの度またまた帰ってきました! 今まで関わった舞台が3回も上演されるとは、初演の時は想像できませんでした。三度目の上演ですが、今回も新作の気持ちで挑みます。今までとは違う『気づかいルーシー』を皆様にお届けします。どのような舞台になるのかを僕自身も楽しみです。どうか期待してお待ちください」と意気込む。
「ボクの穴、彼の穴。」でノゾエの演出を経験している大鶴は、「ノゾエさんの事が僕は好きなんですよ。それは作品もノゾエさんという人もひっくるめて。2人芝居の時にノゾエさんに貰った言葉を僕は握りしめてたりします。『気づかいルーシー』再再演みたいですが、僕の肉体が入る事により出来上がる事象が僕自身楽しみですし、未知なので飛び込みたいと思います。何卒よろしくお願い致します」と作品への期待を語る。
小野寺は「おじいさん役を演ってます。その外身だけじゃなく中身も演っています。なかなかできない体験です。周りの人にこの作品の説明をするたび、奇妙さに嬉しくなります。その『中身』は子どもたちに随分気持ち悪がられました。嬉しい限りです。今回の再再演、ノゾエさんはまた新しい仕掛けを持ってきそうです。視覚的な驚きも沢山あり、大人も子供も楽しめる作品です。観ていない方はもちろん、一度観た方も是非いらしてください!」と観客へメッセージを送った。
公演は8月4日から14日まで東京・東京芸術劇場シアターイーストにて行われた後、17日に兵庫・神戸文化ホール 中ホール、20日に広島・東広島芸術文化ホールくらら 大ホール、23・24日に長野・まつもと市民芸術館 小ホール、28日に福岡・北九州芸術劇場 中劇場、9月3・4日に茨城・水戸芸術館 ACM劇場、10日に東京・パルテノン多摩 大ホールにて上演される。東京公演のチケット販売は6月11日10:00にスタート。さらに関連企画として28日に「気づかいルーシー」 ダンスワークショップが開催される。申し込み方法などは公式サイトで確認を。
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「気づかいルーシー」
2022年8月4日(木)~14日(日)※8月3日(水)はプレビュー公演。
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
2022年8月17日(水)
兵庫県 神戸文化ホール 中ホール
2022年8月20日(土)
広島県 東広島芸術文化ホールくらら 大ホール
2022年8月23日(火)・24日(水)
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール
2022年8月28日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
2022年9月3日(土)・4日(日)
茨城県 水戸芸術館 ACM劇場
2022年9月10日(土)
東京都 パルテノン多摩 大ホール
原作:
脚本・演出:
出演:
演奏:田中馨、
※2022年8月7日追記:東京芸術劇場公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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東京芸術劇場 @geigeki_info
明日6月11日(土)10時より一般発売開始❗️
「気づかいルーシー」東京芸術劇場公演 8月4日〜8月14日 東京芸術劇場シアターイースト。
3度目の上演に向け、ノゾエ征爾「圧倒的進化をご期待ください」https://t.co/Hnku61fZDj