ミュージカル「るろうに剣心 京都編」が、明日5月17日に東京・IHIステージアラウンド東京で開幕。これに先駆け本日16日に、取材会とフォトコールが行われた。
本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された
フォトコールでは、
取材会には剣心役の小池徹平、志々雄役の黒羽、比古清十郎役の
志々雄は身体中に包帯を巻いたビジュアルが印象的なキャラクターだが、黒羽は取材会に“包帯姿になる前”のいでたちで登場した。これに触れて黒羽は「誰(役)だかわからないと思いますが……」と切り出して笑いを誘い、続けて志々雄について「剣心と同じような道をたどるのに、正反対の思考に行き着いている人。剣心がいるからこそ、志々雄という“悪”が光ると思います」と分析。志々雄と自身の共通点を尋ねられると「似ていたら危ないと思いますが(笑)、志々雄が言う『所詮この世は弱肉強食』というセリフは、現実世界を見ているとわからなくもないなと。彼の考え方を理解する努力をしていきたい」と述べた。
加藤は自身が演じる比古について「計り知れない強さとミステリアスさが魅力。それを立ち居振る舞いでどう見せるかが僕の課題です」と話し、「マントさばきが難しい(笑)。これを着ていかに美しく力強く殺陣ができるか、研究を続けたい」と衣裳を示す。また小池修一郎については「この広大な劇場でどんな“画”を見せるか、小池先生は全部把握して演出なさったのだと思うと、やはりとんでもない方」と厚い信頼を寄せ、「小池先生は俳優にしてほしい動きを実際にやって見せてくれる。先生が示したイメージをなぞるだけではなく、その形に気持ちを乗せることが俳優の仕事だと思います」と言葉に力を込めた。
また共にジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の小池徹平と黒羽が、先輩後輩としてのお互いについて語る場面も。小池徹平が「剣心と志々雄も先輩と後輩だもんね」と述べると黒羽も「先輩に食らいつく精神は志々雄と近いかも」とうなずき、続けて「僕らの世代にとって、ジュノンボーイといえば小池徹平くん。もう神です(笑)。そんな徹平くんと今こうしてバチバチにやり合っていることを、10年前の僕に教えてあげたい」と、憧れの存在との共演を喜ぶ。小池徹平は黒羽のコメントに目を細めながら「本当に頼もしい後輩。今まで悪役のイメージはあまりなかったけど、立派に志々雄役を務めている。舞台にいれば先輩も後輩も関係ないと思いますが、(同じコンテストの出身者として)うれしい気持ちです」とコメントした。
公演は6月24日まで行われる。
ミュージカル「るろうに剣心 京都編」
2022年5月17日(火)~6月24日(金)
東京都 IHIステージアラウンド東京
原作:「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」
脚本・演出:
音楽:太田健、和田俊輔
出演:
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K. NITTA @eizo80
無事開幕。演出映像一部分担当しました。
【会見レポート】「るろうに剣心 京都編」間もなく開幕、小池徹平「ずっと戦っていれば良いのかな(笑)」(舞台写真あり) https://t.co/2wyTwelnVZ