高野洸らが白熱のゲームバトル！「ACTORS☆LEAGUE」ヨシヒコ（荒牧慶彦）はDJ KOOを買収

高野洸がプロデュースしたイベント「ACTORS☆LEAGUE in Games 2022」が、昨日5月2日に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催された。なお、本記事には詳細なレポートとゲームの結果を記載しているため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。

「ACTORS☆LEAGUE in Games 2022」は、俳優たちが自ら企画プロデュースする「ACTORS☆LEAGUE」の1プロジェクト。植木豪が演出を手がける本イベントでは、近未来を舞台に、4校の高校生たちがチーム戦でゲームバトルを繰り広げる。

高野率いる西風高校 / King Squadの4名が、会場の中央に設けられたステージに姿を現すと、客席から大きな拍手がわき起こる。King Squadの高野、福澤侑、増子敦貴、松田昇大は、ToyotakaらBORDERLESS RULERSのメンバーと共に、公式テーマソング「Virtua Stepper」に乗せてダンスパフォーマンスを披露。高野が「皆さん、ペンライトの準備はいいですか？」と呼びかけると、オーディエンスは色とりどりのペンライトやうちわなどの応援グッズを振って応えた。

続いて、荒牧慶彦がリーダーを務める桃園学園高等学校 / ロイヤルプレデター、廣野凌大率いる宇田川高校 / ダウンタウンNuts、北村諒がリーダーを務める聖グラバー学院 / Psycho-Crusherの面々が登場。チームごとに個性的な衣裳を身に着けており、自由な校風の西風高校 / King Squadは紺のブレザー、セレブが通う桃園学園高等学校 / ロイヤルプレデターは上品なカーキ色の制服を着用。ワイルドさが魅力の宇田川高校 / ダウンタウンNutsはオシャレに着くずした学ラン、“サイバー高校”聖グラバー学院 / Psycho-Crusherは白を基調とした制服に身を包んだ。全員が入場を終えると、高野が「『ACTORS☆LEAGUE in Games』の世界へようこそ！ 今日は伝説の1日になるのではと確信しています。白熱したバトルが観られると思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と開会宣言をした。

そして、Legend GamerのKEN THE 390が「ACTORS☆LEAGUE in Games」の概要を説明。本イベントでは、ゲームバトルに勝利したチームが支配人（オペレーター）のDJ KOOから、トップの証であるゴールデンコントローラーを受け取ることとなる。ゴールデンコントローラーを手にしたDJ KOOは「今日は思いっきりエモエモで盛り上がっていくぜー！ No games, no life. とことんゲームを楽しめ！」とあおった。さらにKEN THE 390は、Luxury☆Casterの阿部顕嵐と水江建太、実況の田口尚平を紹介。阿部は「会場のボルテージマックスで、僕たちもすごく高まってます！」とあいさつし、水江は盛り上がるダウンタウンNutsのメンバーに視線を送りつつ、「すでにダウンタウンNutsがうるさいですけど（笑）、僕たちも会場を盛り上げていけたらと思います！」と意気込みを語った。

最初のゲームは「PUI PUI モルカー Let's！モルカーパーティー！」。ゲーム開始前に高野が「手首痛えな……昨日練習しすぎたからか？」と小芝居をすると、実況席の阿部から「洸は一体何を言ってるんでしょうね？」とツッコミが入る。「PUI PUI モルカー Let's！モルカーパーティー！」では、それぞれのチームカラーをモチーフにしたモルカーを使い、代表者が「プイプイなわばりバトル」と「プイプイレーシング」をプレイ。「プイプイなわばりバトル」で勝利したダウンタウンNutsの寺山武志がドヤ顔をすると、水江は「ダウンタウンNuts（の勝ち目を）早めに摘み取ってほしいですね」といたずらっぽい顔でつぶやいた。続く「プイプイレーシング」では、ロイヤルプレデターの荒牧が貴族のような振る舞いで周囲を魅了。「プイプイなわばりバトル」と「プイプイレーシング」のバトルを終え、ダウンタウンNutsがトップに立つも、彼らのあまりの得意げな態度に、Luxury☆Casterチームから「すごくモヤッとしますね（笑）。ほかのチームの皆さん、がんばってください！」と言われてしまう。

2つ目のゲームは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよテトリス2」。このゲームでは、各チームの代表者2名が出場し、総当たりのリーグ戦を実施。合計6回バトルを行い、順位を決める。ここまで好調のダウンタウンNuts・廣野が、自身の力を抑えていたかとでもいうような仕草で指輪を外し、バトルに挑むが惨敗。一方、Psycho-Crusherの本田礼生が圧倒的なセンスを発揮し、Psycho-Crusherを勝利に導いた。

2つのゲームを終えた時点で、1位ロイヤルプレデター、2位King Squad、3位ダウンタウンNuts、4位Psycho-Crusherという順位だったが、ロイヤルプレデターのヨシヒコ（荒牧）が「我々はゲームだけでなく、経済というマネーゲームもやっているんだ！」とDJ KOOに賄賂を渡して買収。それに伴って順位が変動し、1位ロイヤルプレデター、2位Psycho-Crusher、3位King Squad、4位ダウンタウンNutsという結果になった。

ここで、神大寺高校 / MURAMASAのOB・黒羽麻璃央からビデオメッセージが届き、Luxury☆Casterとして参加している阿部と水江が、実はMURAMASAのメンバーだったことが明かされる。そしてハーフタイムショーのエキシビションマッチへ突入。エキシビションマッチでは、DJ KOOと水江、阿部と高野の2組が「太鼓の達人」で対決することに。1曲目はオッフェンバックの「天国と地獄 序曲」。「EZ DO DANCE♪ Yeah!!」とノリノリでプレイするDJ KOOに対し、水江は終始冷静なプレイを披露し、見事勝利を収めた。2曲目はビゼーの「カルメン 組曲一番終曲」。高野に対抗心を燃やした阿部が「『ACTORS☆LEAGUE in Games』の“A”は洸の“A”じゃなくて、顕嵐の“A”だっていうことを証明してやるよ！」と声高らかに宣言するも、481コンボ達成の高野が勝負を制した。

するとここで、高野の友人である三浦宏規とテレビ電話がつながり、三浦が高野に「差し入れ送っておいたぜ。負けるなよ！」と発破をかける。そして高野のもとに、痛めた手首に巻くためのサポーターが届く。三浦からのメッセージをかみ締めながら、サポーターを巻く高野の姿に、キャスト陣から笑い声が上がった。

再び本戦に戻り、最終決戦となる「スーパーボンバーマン R」のバトルへ。1戦目では、頭脳プレイを得意とする本田の活躍により、Psycho-CrusherがダウンタウンNutsを下し、2戦目では、King Squadがロイヤルプレデターを圧倒した。しかし、King Squad対Psycho-Crusherの優勝決定戦を前に、ダウンタウンNuts・廣野がゲーム台に指輪を置き忘れるというハプニングが発生。指輪を発見したPsycho-Crusherの北村が「お前の思い、受け取った……」と指輪をはめ、そのまま1位を勝ち取った。

すべてのゲームが終了したのち、表彰式が行われた。まず個人賞が発表され、「PUI PUI モルカー Let's！モルカーパーティー！」MVP賞をダウンタウンNutsの寺山、「ぷよぷよテトリス2」MVP賞をPsycho-Crusherの本田、「スーパーボンバーマン R」MVP賞をKing Squadの福澤、「太鼓の達人」MVP賞をLuxury☆Casterの阿部、ハッスル賞をダウンタウンNutsの廣野が受賞。ハッスル賞の賞品として、うなぎの詰め合わせを獲得した廣野は「ダウンタウンNutsのメンバーのおかげなので、うなぎはみんなで食べましょう！」と笑顔でメンバーに語りかけた。

そしてチーム順位の発表へ。栄えある1位を獲得したのは、北村率いるPsycho-Crusher。2位にロイヤルプレデター、3位にKing Squad、4位にダウンタウンNutsと続いた。DJ KOOからゴールデンコントローラーを受け取った北村は、喜びをにじませつつも、「チームのみんなとほとんど初対面だったので、グループLINEを作って、ゲームの練習用にフレンドコードを送ったんです。でも3人から既読無視されました！（笑）」と悲しい真実を暴露し、会場を笑いで包む。最後にプロデューサーの高野が「今日ここには、ゲームをやりすぎて両親に怒られてきたメンツが集まっていると思うんですよ（笑）。でも今はゲームを通してこんなに熱くなれる。好きなことを信じてきて良かったです。ありがとうございました！」とあいさつし、イベントを締めくくった。

本公演はABEMA PPV ONLINE LIVEでも配信され、5月9日23:59まで見逃し配信の視聴が可能となっている。またこのたび、本イベントのBlu-rayが12月に発売されることも明らかになった。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。