ミュージカル「弥生、三月」本日開幕、林翔太「いいパフォーマンスをお届けしたい」

ミュージカル「弥生、三月 -君を愛した30年-」が、本日4月21日に東京・サンシャイン劇場で開幕する。

脚本・作詞・演出を菅野こうめい、音楽を坂部剛が手がける本作は、遊川和彦の映画「弥生、三月-君を愛した30年-」をミュージカル化したもの。山田太郎役を林翔太、結城弥生役を田村芽実、渡辺サクラ役を岡田奈々、あゆむ役を神里優希が務める。

開幕に際し、主演の林は「ようやく初日を迎えられることにひとまず安心しています。ここから千穐楽まで一公演も欠けることなくやりきることができるように、引き続き感染対策をしっかりしながらいいパフォーマンスをお届けできたらと思っています」と意気込みを語った。

東京公演は4月24日まで。その後、4月末から5月にかけて京都・愛知・大阪で上演される。

林翔太コメント

大変な状況の中ですが、稽古場でも皆で感染対策をしっかりしながらここまでやってくることができ、ようやく初日を迎えられることにひとまず安心しています。ここから千穐楽まで一公演も欠けることなくやりきることができるように、引き続き感染対策をしっかりしながらいいパフォーマンスをお届けできたらと思っています。

田村芽実コメント

私たちはこの「弥生、三月」というミュージカルのオリジナルメンバーとして、ほんとに少人数で稽古場と劇場を経て作品を作ってきました。稽古の休憩時間や稽古終わりに皆でたくさんのディスカッションと稽古を重ね、一つのチームになったなという感覚があります。だからこそこの後もカンパニー一人も欠けることなく千穐楽まで駆け抜けたいと思います。こういった状況下ではありますが、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。

岡田奈々コメント

私は自分にとって初めての本格ミュージカルへの挑戦だったので、不安がすごく大きかったんですが、温かく丁寧に教えてくださるスタッフの皆さんと、いつも優しく接してくださるキャストの皆さんがいてくださったおかげで、ここまで無事に来ることができました。私が演じるサクラちゃんは、大好きな幼馴染の二人と年を重ねることはできないんですが、高校生のピュアな気持ちをそのまま素直にお届けして、少しでも皆さまの心に刺さり、頭の片隅にサクラちゃんがいるような、そんな存在であれたらいいなと思いますので、千穐楽まで精一杯努めたいと思います。

神里優希コメント

今回、歌でストーリーテラーを担うことは僕自身挑戦だと思っています。演出の菅野こうめいさんが、稽古の序盤に今回のテーマは“信じる力”だと仰ってくださいました。いいニュースが最近ない中で、ここに出てくる登場人物もまた悲しい出来事や逃げ出したくなる瞬間、葛藤などいろいろあるんですが、それでも過去を信じる力だったり、今を信じる力、未来を信じる力、自分を信じる力、相手を信じる力、そして愛を信じる力というものを、観ていただいたお客様に受け取っていただき、明日への活力になってくれたらいいなと思います。僕もストーリーテラーという役割で、お客様に丁寧にこの作品を導きながら千穐楽まで皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。