中野坂上デーモンズ「安心して狂いなさい」10周年記念し初日公演は全席10円

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中野坂上デーモンズ 第21回「安心して狂いなさい」が、4月17日から24日まで東京・北とぴあ ペガサスホールで上演される。

中野坂上デーモンズ 第21回「安心して狂いなさい」チラシ表

中野坂上デーモンズ 第21回「安心して狂いなさい」チラシ表

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これは、松森モヘーのソロユニット時代から数えて今年で10周年を迎える中野坂上デーモンズによる“旗揚げ十周年記念公演”の第2弾。劇中では、松森が作・演出を手がける青春群像劇が展開する。出演者には劇団メンバーに加え、柿原寛子、加藤睦望、キキ花香、工藤彩加、高見駿、武田紗保、てっぺい右利き、長井健一、波世側まる、林廉、樋口双葉、増山紗弓、まちだまちこ、南大空、山本麻由、るい乃あゆが名を連ねた。

上演に向け、松森は「演劇は何のために存在し続けようするのか。少なくとも、身の危険を感じる時に『正気を保つため』人は『演じること』が必要だと思います。それをわざわざ平穏な正気の状況でおこなうなんて『演劇』は狂っている。演劇とは安心して狂うための仮想空間なのではないかと思いました」とコメント。なお、10周年を記念し、初日となる4月17日19:00開演回のみ、10円でチケットが購入できる。詳細は公式サイトを確認しよう。

松森モヘー コメント

旗揚げ十周年記念公演、第2幕やります。と同時に演劇をしている場合ではないと日に日にそう思うことが多くなりました。でもこの状況を安易に批評することも私の思う演劇の役割ではない気がします。この2年間、演劇は不条理なほど粘り強く存続してきたと感じていて、それはちょっとグロテスクで気味わるく感じるほどでした。もはや個々の事情とは関係ないのだと思うと同時に「演劇自体」の存在したいという意志みたいなものに恐くなりました。そしてその分これまで以上に「演じる」ということに興味を持ちました。演劇は何のために存在し続けようするのか。少なくとも、身の危険を感じる時に「正気を保つため」人は「演じること」が必要だと思います。それをわざわざ平穏な正気の状況でおこなうなんて「演劇」は狂っている。演劇とは安心して狂うための仮想空間なのではないかと思いました。

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中野坂上デーモンズ 第21回「安心して狂いなさい」

2022年4月17日(日)~24日(日)
東京都 北とぴあ ペガサスホール

作・演出:松森モヘー
出演:安藤安按、佐藤昼寝、中尾仲良、松森モヘー / 柿原寛子、加藤睦望、キキ花香、工藤彩加、高見駿、武田紗保、てっぺい右利き、長井健一、波世側まる、林廉、樋口双葉、増山紗弓、まちだまちこ、南大空、山本麻由、るい乃あゆ

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ゆうた @yuta1009

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