熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第8弾 東京喜劇「任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~」の製作発表記者会見が、昨日3月7日に東京都内で行われた。
これは、
昨年古希を迎えた三宅は開口一番「(70歳に)見えないでしょ」と笑いを誘い、「『コロナが終息したあと、生の舞台を観に行く習慣がなくなってしまったらどうしよう』という不安はある。でもまたこの一座で公演ができるので、今回は特に力を入れて楽しい作品を作りたい。生の舞台の素晴らしさを味わっていただき、たまったストレスをみんなで発散させましょう!」と気合十分。
渡辺は「僕は浅野さんが組長を務める組の若頭という役だそうです。まだ台本をもらっていないので内容はわかりません」と打ち明ける。続けて渡辺が「ただ、私には別の“本”があります……」と最近発売された自著を宣伝しようとすると司会者から強制ストップがかかり、記者たちを笑わせた。またラサールは「一座の初演から20年近く経ちます。旗揚げ当初、三宅さんは『70歳を過ぎたらもうやっていないだろう』と言っていたけど、まだまだやめる気がなさそう(笑)。これからも若々しくやっていきたい」と意気込んだ。
「意気込みとか、ない(笑)」と言う小倉は「一座メンバーのバカさ加減にあきれつつ、楽しみながらやろうと思います」とあいさつ。昇太は「普段1人で落語をやっているので、みんなで一緒にいる5・6月が本当に楽しみでしょうがない」と期待を口にする。「楽屋でレギュラーメンバーの平均年齢を計算したら、62.8歳だった」と明かすのは東。東は「結構年を取っていると実感しましたが、1人もケガ人が出ないようにがんばりたい」と述べ、東と交互出演の深沢は「昨年厳しい状況で上演したが、お客さんが拍手でエネルギーを送ってくれたのが忘れられない。感謝の思いを伝えられれば」と抱負を語った。
ゲストの浅野は2013年にも熱海五郎一座に参加しており、今回は再登場となる。浅野は「初参加のあとも毎年『出たい、出たい』と願い続け、やっと夢がかないました」と“一座愛”をのぞかせ、「今回どんな衝撃をもらえるのか、楽しみです!」と話す。また新橋演舞場シリーズで初の男性ゲストとなる塚田は「一座の名に恥じぬよう、しっかりとがんばりたい」と言葉に力を込めた。
会見では塚田が「アクロバットで意気込みを」というリクエストでY字バランスを披露する場面も。これに続いてむちゃぶりされた渡辺もY字バランスにチャレンジするもあえなく失敗し、会場を大きな笑いで包んだ。
公演は5月29日から6月26日まで。チケットの一般販売は3月20日に開始される。
熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第8弾 東京喜劇「任侠サーカス ~キズナたちの挽歌~」
2022年5月29日(日)~6月26日(日)
東京都 新橋演舞場
作:吉高寿男
出演・構成・演出:
出演:
ゲスト出演:
※東貴博と深沢邦之は交互出演。
※山崎愛華の「崎」は立つ崎が正式表記。
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