異種混合のコンタクトを舞台芸術のコンテクストに、阿目虎南×岩崎佐和「軸の形成」

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ダンス×生物学「軸の形成」が3月25日から27日まで、東京・SCOOLにて上演される。

ダンス×生物学「軸の形成」ビジュアル

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本作は、燦然CAMP主宰の阿目虎南と、分子生物学研究者の岩崎佐和によるダンスと生物学のコラボレート作品。「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021」でのワークインプログレスを起点に、“軸形成”をテーマに掲げながら、“私たち人間のような前後・背腹の方向をもつ踊る身体はいかにしてつくられるのか?”に迫る。出演者にはほかに谷口舞が名を連ねた。

公演に向けて阿目は「凝縮されたイメージと強烈な存在感を備えたパフォーマンスは、過去へのダイブと未来へのサバイブを同時に行う両面的アプローチ、新たな視座の開拓となるでしょう。周回しながら徐々に互いの距離を詰めていく涯に導き出されるのは、衝突か調和か混沌か真空か。求心的なデッサン・摩擦によりあぶり出される名前を持たない特異的風景を彷徨いながら、紡ぎ出される歪んだリゾームをご堪能ください」とコメントした。

阿目虎南コメント

本プログラムは、舞踏家の阿目虎南・谷口舞と分子生物学者(元・JT生命誌研究館研究員) 岩崎佐和のパートナーシップにより実現致しました。馴染みのない異種混合のコンタクトを領域横断的に舞台芸術のコンテクストに落とし込みます。両者の接点となる共通問題意識「軸」に対する積極的な対話は、相互にインスパイアを促しDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021でのワークインプログレスをはじめコンスタントにアップデートを展開してきました。こうしたインタラクティブなプロセスを経て到達するアウトプットは、共鳴する領域間を有機的に揺れ動きながら身振りに内実を与えます。

凝縮されたイメージと強烈な存在感を備えたパフォーマンスは、過去へのダイブと未来へのサバイブを同時に行う両面的アプローチ、新たな視座の開拓となるでしょう。周回しながら徐々に互いの距離を詰めていく涯に導き出されるのは、衝突か調和か混沌か真空か。求心的なデッサン・摩擦によりあぶり出される名前を持たない特異的風景を彷徨いながら、紡ぎ出される歪んだリゾームをご堪能ください。

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ダンス×生物学「軸の形成」

2022年3月25日(金)~27日(日)
東京都 SCOOL

演出・振付・美術:阿目虎南
出演:谷口舞、岩崎佐和、阿目虎南

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読者の反応

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谷口舞 @tttttaaaaani

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