泉鏡花の世界を生演奏に乗せて繰り広げる、SPAC「夜叉ヶ池」

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SPAC「夜叉ヶ池」が1月から3月にかけて静岡・静岡芸術劇場にて上演される。

SPAC「夜叉ヶ池」より。(撮影:猪熊康夫)

SPAC「夜叉ヶ池」より。(撮影:猪熊康夫)

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SPAC「夜叉ヶ池」より。(撮影:猪熊康夫)

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SPAC「夜叉ヶ池」より。(撮影:猪熊康夫)

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SPAC「夜叉ヶ池」より。(撮影:平尾正志)

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本公演は、泉鏡花の「夜叉ヶ池」を、宮城聰の演出、俳優たちによる打楽器の生演奏に乗せて立ち上げるもの。2008年の初演以来、SPACで繰り返し上演されており、今回は約7年ぶりの上演となる。

かつて村人たちは夜叉ヶ池の竜神と、「日に三度、鐘をつくこと。さもなければ、竜神は池を飛び出し、大水で村を池の底に沈める」という約束を交わしていた。あるとき、村を訪ねてきた山沢学円は、失踪した学友の萩原晃が妻の百合とその鐘つき役を引き受けていることを知り……。

なお1月22日・29日は「はじめての演劇鑑賞講座」と題し、演劇初心者に向けてSPACの中野真希が観劇前のレクチャーを行う。また劇場2Fのカフェ・シンデレラでは、和菓子屋かもかしの協力により、「夜叉ヶ池」の舞台をイメージした特別バージョンの焼き最中が販売される。そのほか1月23、2月6、23日はゲストを迎えてのアーティストトーク、1月29日、30日、2月12・13日、19日、3月5日はバックステージツアーも実施される。公演は1月22・23日、29・30日、2月6日、12・13日、19日、23日、3月5日に行われる。

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SPAC「夜叉ヶ池」

2022年1月22日(土)・23日(日)、29日(土)・30日(日)、2月6日(日)、12日(土)・13日(日)、19日(土)、23日(水・祝)、3月5日(土)
静岡県 静岡芸術劇場

作:泉鏡花
演出:宮城聰
音楽:棚川寛子

キャスト

山沢学円:奥野晃士
与十:春日井一平
湯尾峠の万年姥:木内琴子
権藤管八:貴島豪
穴隈鉱蔵:小長谷勝彦
大蟹五郎:鈴木真理子
白雪姫:たきいみき
斎田初雄:武石守正
萩原晃:永井健二
白男の鯉七:ながいさやこ
百合:布施安寿香
鹿見宅膳:三島景太
黒和尚鯰入:宮城嶋遥加
伝吉:山崎皓司
畑上嘉伝次:若宮羊市

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