装置デザインを手がけたのは、セットデザイナーの石原敬。「少年・蓮(九太)がこの舞台上の街に迷い込んだら……」というコンセプトに基づいて制作されたコンセプトアートでは、映画「
石原は「“渋天街”を舞台美術として描くにあたり、最も意識したことは『バケモノたちが住む、文字のない異世界』であるということでした。私たち人間は文字や記号を頼りに、つまりは『視覚』で情報を得て物事を判断しています。それでは、文字に頼らないバケモノたちは、何で判断しているのだろうか。それは、“五感”ではないかと。特に都会にいると忘れてしまいがちな自然の匂い。食べ物に限らず花、土、布、それぞれの持っている匂いで、街を溢れさせたいと考えました。また、私たちが生きている世界では、構造物として、一面青色という場所は身近にありません。真っ青で囲まれた空間を渋天街のモチーフにすることで、お客様を異世界に引き込むことができたら、とても嬉しく思います」と制作意図を明かした。
劇団四季オリジナルミュージカル「バケモノの子」は、2015年に公開された
三井不動産創立80周年記念公演 劇団四季オリジナルミュージカル「バケモノの子」
2022年4月30日(土)~
東京都 JR東日本四季劇場[秋]
原作:映画「
脚本・歌詞:
演出:
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大越陽 東京ミュージカル江古田スタジオ YOMSCL @yomusical
劇団四季「バケモノの子」渋天街を表現したコンセプトアート公開(コメントあり) https://t.co/ezX3Cxxcii