ディズム作による「カタシロ」は、今年8月にシナリオ誕生5周年を迎える人気TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)。昨年末、PARCO GAMESとPARCO劇場がタッグを組み、「カタシロ」初の有観客舞台、
このたび、東京公演初日の患者役として出演した
さらに「『カタシロ』はとても人間性が出ますね。いろんな気持ちにもなるし、本当に面白かったです。こういうときにこういう風に言うんだな俺って思ったし、自分の芝居と本当の自分、フィクションとドキュメンタリーがとても重なるので、自分自身の物語を紡いだ感じがしました。ネット上で始まったと聞いていますが、舞台ならではの面白さがあるし、強烈ですね。最後の決断をするときに作家人格も少し出てきて、『どっちが面白いかな』、『主人公は楽じゃない方を引き受けるかな』と考えていました。小説を当事者のつもりで書いていましたが、やはり他者で、初めて自分で主人公を体験した気もしました」と実感を述べた。
ディズムは「加藤さんが、とても楽しんでいらっしゃったように思いました。もっと話したくて、最後に普段はしないような質問をしてしまいましたが、加藤さんの答えに、思っていた以上の現実を突きつけられて、絶句して、思わず正気に戻ってしまいました」と話す。また「開始直後から、加藤さんの答えには、社会全体とか、人間ってそうじゃないよねというような俯瞰した大きな視点を感じていました。ぜひ、次回は加藤さんに医者役をやってほしいですし、できると思いました。僕もお芝居は大好きですし、台本があり稽古して洗練されたものというのは、当然それでしか見られない良さがあると思っているのですが、本音でしゃべるという即興性があるからこそ、『カタシロ』ではその人なりの真実がみえてくると思っています。それでしか得られない誠の言葉というものが、皆さんに届いているといいなと思います。医者が変われば、あるいはもう一人の患者役が変われば、そして患者役が変われば全く別の物語になり得るので、ぜひ見比べてほしいと思います」と語った。
東京公演は8月7日まで。本公演はその後、16・17日に大阪・森ノ宮ピロティオール、23・24日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。
パルコ・プロデュース2025「カタシロ~Relive vol.2~」
2025年8月2日(土)〜7日(木)
東京都 PARCO劇場
2025年8月16日(土)・17日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2025年8月23日(土)・24日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
スタッフ
脚本・演出:ディズム
出演
東京公演
患者:
もう一人の患者:
医者:ディズム /
大阪公演
患者:
もう一人の患者:でびでび・でびる / 千春 / 堰代ミコ
医者:安元洋貴
ディズム / k4sen
※U-30チケットあり。
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