霜乃会は、2017年に異分野の若手同士の意見交流会を始めたことをきっかけに、2019年から公演活動を行なっている団体。本作では文楽・浄瑠璃の世界をテーマに、霜乃会メンバーが文楽・浄瑠璃と関連させて、それぞれの芸を披露する。
公演に向けて霜乃会代表の講談師・旭堂南龍は「『真冬の霜柱が如く、幾度も雄々しく立ち上がる』と言う思いで結成された、霜乃会。華道、講談、茶道、能楽、落語、浪曲、浄瑠璃、それぞれ異なる伝承芸、伝統芸能の担い手が、これからの未来を見据えて、お互いを尊重しながらも毎月第二木曜日に北浜にて勉強会を重ねて、年に一度、集大成として一つの作品を上演致します」「『人間万事塞翁が馬』とある様に、現在では其々の業界で、様々な事が立ちはだかります。それら時代の大きなうねりを乗り越えられるのか、それとも飲み込まれてしまうのか。どちらにしても一所懸命に努力をして少しでも前に進まなければなりません。『医は身を治し、芸は心を癒す』とある様に、目に見えず形の無い世界を『魅せる』霜乃会本公演。今回は、国立劇場の建て替え問題などで、逆境にある文楽・浄瑠璃の世界をテーマにして、霜乃会メンバーが、文楽・浄瑠璃と関連させて、それぞれの芸を披露いたします。お楽しみ下さい」とコメントした。
出演者にはほかに華道の芦田一坤、落語の桂紋四郎、能楽の林本大と今村哲朗、浪曲の京山幸太、文楽の竹本碩太夫と鶴澤燕二郎、茶道の松井宗豊が名を連ねた。
第七回霜乃会 本公演「演継豊浄瑠璃宗(えんじつぐゆたかなるじょうるりのまつり)」
2025年10月25日(土)
大阪府 国立文楽劇場 小ホール
出演
華道:芦田一坤
講談:旭堂南龍
落語:桂紋四郎
能楽:林本大 / 今村哲朗
浪曲:京山幸太
文楽:竹本碩太夫 / 鶴澤燕二郎
茶道:松井宗豊
旭堂南龍 @kyokudonanryu
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