マンガ家VS担当編集者のバトル描く、弦巻楽団「ローリング・サンダー」幕開け

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弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」が、昨日8月2日に北海道・生活支援型文化施設 コンカリーニョで開幕した。

弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」より。(Photo by usagiMark)

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弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」より。(Photo by usagiMark)

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これは2008年に初演された作品。作・演出を弦巻啓太が手がける本作では、少年マンガを描きたいマンガ家と、少女マンガを描かせたい担当編集者のバトルが、“舞台・映像・マンガが入り混じる三層構造”で描かれる。なお劇中に登場するマンガを、恵三朗が手がけた。

弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」より。(Photo by usagiMark)

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弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」より。(Photo by usagiMark)

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本作について弦巻は「鼻息荒かった30代の自分は、弦巻楽団らしいエンターテインメントを目指してこの作品を書きました。弦巻楽団らしい? ──欲張りな自分は、娯楽と文化、もしくはそのどちらでもない地平で、てっぺんを取りたいと思っていました。前衛と定番の良さ、どちらも兼ね備えたい。『分かる人にだけ分かる』も、『誰にでも楽しめる』も。活動を振り返ると、自分にとっての節目がいくつかあります。創作の苦しみを経て掴んだ『少年漫画が描きたい少女漫画家の葛藤』。この『ローリング・サンダー』と、次作の『子供のように話したい』を書き上げて、自分はやっていける、と思えたことを覚えています。『らしさ』は分からないけれど、自分は他人が書かないことを、他人が書かないやり方で書くことができる。2000年代初頭を描いた舞台です。懐かしく、あるいは新鮮にお楽しみください」とコメントしている。

上演時間は約1時間40分。公演は8月9日まで行われる。

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弦巻楽団 #41「ローリング・サンダー」

2025年8月2日(土)~9日(土)
北海道 生活支援型文化施設 コンカリーニョ

作・演出:弦巻啓太
マンガ:恵三朗
出演:相馬日奈、木村愛香音、髙野茜、赤川楓、佐久間優香、岩波岳洋、宮脇桜桃、永崎ちひろ、中禰颯十、櫻井保一、温水元、町田誠也

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